2016/07/31

早朝に、雄しべと花弁の付いたヤブガラシの花を見ることができた

 昨日は、昼過ぎに平和公園へ行ったので、花盤がオレンジ色のヤブガラシの花を見ることができなかった。

ヤブガラシの花は早朝に咲く。
咲いてすぐのヤブガラシの花盤はオレンジ色で、4本の雄しべと4枚の淡い緑色の花弁がまだ付いているという。

花盤中央の雌しべの背は、まだ低い。
それを確かめに、今朝の6時50分ごろ、平和公園に出かけた。
すると、早朝の発見。
下の写真のような、ヤブガラシの花を見ることができた。

花の直径は5ミリ。
花が小さいので、専門のマクロレンズで無いと鮮明に撮ることができないのが残念である。

まだオレンジ色の花盤。4本の雄しべと4枚の淡い緑色の花弁が付いている。
こんな出会いは、すばらしい。
わずか半日で変化する花の様子を見ることができたのだ。
このオレンジ色の花盤に付いた4本の雄しべと4枚の花弁は昼近くに脱落する。
その頃は、花盤中央に突き出ている雌しべが伸びて、花盤の色がピンク色に変わる。

今朝は、花盤がピンク色のものの方が多かった。
おそらくこれは、昨日以前に咲いた花が、まだ残っているせいだろう。

ところで、このヤブガラシの果実を見ることができないのは残念である。
昨日の記事でも書いたが、結実するのは西日本を中心に分布しているヤブガラシ。
青森で見られるヤブガラシは結実しないとのこと。
「ウィキペディア」にも、関東以北のヤブガラシはすべて3倍体で結実しないが、中部以西には実を付ける2倍体のヤブガラシが存在するとある。
え、「3倍体」って何?「2倍体」って何?
これは、とても難しい生物学の「染色体」の話らしいので、私にはチンプンカンプン。

それはともかく。
たとえ、平和公園のヤブガラシが結実するタイプのものであっても、ヤブガラシの果実を見ることはできないかもしれない。
都市公園は、高度に管理された自然。
平和公園のヤブガラシの地上部は、この夏、駆除されてしまうことだろう。
しかし、地上部を駆除してもヤブガラシは、ちょっとでも根が残っているとまた出てくる。
だから、花は毎年見ることができるのだが。

でも、結実しない関東以北のヤブガラシは、どうやって増えたのだろう。
西日本からやってくる渡鳥が種を運んでくるのだろうか。

この平和公園のヤブガラシが本当に実が付かないのかどうか、駆除されるまで観察しなければなるまい。
それもまた、公園散歩の楽しみ。

こちらは、ピンク色の花盤がほとんど。散房状の集散花序がブドウのようで、ブドウ科であることが納得される形状だ。

4本の雄しべの背が高く、中央の雌しべは、まだ伸びていない。

花盤から蜜の分泌が始まっている。

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