酷い歯肉痛(歯茎痛)が歯医者に行ったら簡単に治った
長年、歯を磨くのに力を入れ過ぎていたため、歯茎が痩せ、歯肉退縮していると歯科医師から指摘された。
歯科医院に行ったのは、歯と歯茎の境目が痛むようになったからだ。
歯磨きは、力を入れたほうが効果があると信じていたのだが、やり過ぎて歯肉の衰えを招いていたようだ。
この間まで通っていたのは、人から紹介された「腕が良い」という評判の歯科医院である。
その治療が終わって、2週間ぐらい経ったら、また歯茎が痛み出した。
位置的には、上顎右側の「第二小臼歯」の辺り。
歯と歯があたると、酷く痛むので、食事ができない。
「解熱鎮痛薬」を飲むと痛みが消えるので、なんとか食べたが、薬の効果がきれると、また痛み出す。
この激痛は、歯根のあたりに膿が溜まっているのが原因かもしれないと思った。
インターネットで調べると、そんな記事もある。
重症化すると、痛み止めも効かなくなるという。
歯科医院に行ったら、抜歯は避けられないだろう。
抜歯が嫌だと言っても、自然に治る病気ではない。
そこで覚悟を決めて歯科医院へ向かった。
10年前に歯の治療で歯を抜かれ、今日まで残っている歯は23本である。
今日また1本失うことになろうとは。
診察台に横たわって、口を開けたら、「これは痛むはずだ」と歯科医が言った。
「あたるところを少し削りますからね」
削り終えたら、「もう、これで痛くならないですよ」
えっ、これで終わり?
抜歯は無し?
助かった!
痛んだ歯の奥は、10年前に抜けてそのままにしてある。
隣に歯がないため、固いものを噛むときは、残っている「第二小臼歯」に負担がかかる。
固いものを食べる機会が多いと、「第二小臼歯」にストレスがたまり、その周辺に痛みが出たのだろうという歯科医師の説明だった。
噛み合わせを調整して負担を減らせば、痛みは消えるとのことだった。
半信半疑で3日が過ぎたが、痛みはパッタリ止んだ。
なるほど、評判が良いはずである。
別の歯科医でも、こんなに簡単に済んだろうか、と思った。
最悪の場合、一本抜かれていたかも。
高齢になっても、失うばかりではないのだ。
適切な処置をしてくれる医師に巡り会えれば救われるのだと、老いに希望を感じた「歯痛」だった。