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2017年 3月のアーカイブ
句のリズム作り「たがために夜るも世話やくほととぎす」

句のリズム作り「たがために夜るも世話やくほととぎす」

共有しうる観念世界との対話 江戸時代の俳諧のイメージに、どっぷりとひたりたくなるときがたまにある。 趣向が違っても、こういう傾向は多くの人々にあるのではないだろうか。 人は、その人特有の想いの世界を持っている。 そして多くの人が、日々の暮…

凡兆の高みの見物「枝に居てなくや柞のほととぎす」

凡兆の高みの見物「枝に居てなくや柞のほととぎす」

「柞(ははそ)」をインターネットで調べると、コナラやミズナラやクヌギの総称であると記されている。 また、マンサク科のイスノキの別名であるとも言われている。 古典的な和歌の世界では、「柞(ははそ)」の「は」の2音が同じことから、母(はは)の…

凡兆の「京はみな山の中也時鳥」と芭蕉の「京にても京なつかしやほととぎす」

凡兆の「京はみな山の中也時鳥」と芭蕉の「京にても京なつかしやほととぎす」

登芳久氏著の「野沢凡兆の生涯(芭蕉七部集を中心として)」に、凡兆の謎のような句が載っている。 京はみな山の中也 (なり) 時鳥 (ほととぎす) 野沢凡兆 巷間では、ほとんど話題にのぼらない句である。 その理由は、あまりにも唐突で、解釈に困る句だか…

はなちるや伽藍の樞おとし行

はなちるや伽藍の樞おとし行

京都には、桜の名所となっているお寺が多いという。 お花見は、庶民の楽しみ。 仁和寺、東寺、清水寺、醍醐寺が、江戸時代においても名高い桜の名所だったらしい。 他に、善峯寺、天龍寺などもあげられている。 花の季節に凡兆は、そんな寺巡りを、奥様…

青森市滝沢地区、平沢林道「平沢の橋」経由で高地場山へ

今日は、 先週 とは別ルートで高地場山(標高459メートル)へ登った。 平沢林道を東方向に進む。 やがて、左手の平沢沿いに池のようなプールがあらわれる。 そのプールと、盛り土された丘の間の平地を進んで三面護岸の平沢に向かう。 ちょっと歩くと、…

芭蕉の松島の句「島々や千々に砕きて夏の海」

芭蕉の松島の句「島々や千々に砕きて夏の海」

「おくのほそ道」に、松尾芭蕉の松島の句は載っていない。 一説によると、芭蕉は松島の風景を前にして、そのあまりの素晴らしさに言葉も無く、句も思い浮かばなかったと言われている。 今榮藏氏の「芭蕉年譜大成」には、芭蕉が松島を詠んだ句として「蕉翁…

青森市滝沢地区の高地場山経由で681.3峰へスキーハイキング

好天に恵まれた本日は、以前とん挫した計画を実現すべく滝沢地区へ向かった。 とん挫した計画とは、 青森市滝沢地区の高地場山を経由して681.3峰へ登ろうというもの 。 681.3峰は、青森市滝沢下川原付近の県道123号線を東方向に走ると正面に大…

津軽の春を告げる食材、帆立稚貝(ほたてちがい)

2月の初めから3月の終わりごろまで、青森地方に帆立稚貝(ほたてちがい)が出回る。 帆立稚貝のみそ汁は、津軽の春の味。 山菜のフキノトウに先駆けて味わうことができる早春の味覚である。 帆立稚貝は、 「わかおい」のおにぎり と並んで、私の好きな…

一茶の観察眼「やれ打つな蠅が手をすり足をする」

一茶の観察眼「やれ打つな蠅が手をすり足をする」

小林一茶と言えば、松尾芭蕉や与謝蕪村と並んで江戸時代を代表する俳諧師とされている。 しかしこれは、江戸時代当時の評価ではなく、明治時代に正岡子規が一茶を広く世に知らしめたことによるという。 明治時代から遠く離れた現在、一茶の世に知られてい…

プラタナスよりもコルク層が厚いシラカバの樹皮

このところの雪融けで、公園の地面に放置されている切り株や丸太の輪切りが姿を現した。 これらの切り株や輪切りは、 この前の公園樹の伐採 の際に生じたもの。 雪の中に潜っていたせいで、切り口がまだ新鮮である。

残雪の公園で、サンシュユの総苞片が徐々に開き始めている

毎年この時期になると、 青森市の平和公園の、サンシュユのことを記事にしている 。 残雪のなかで、蕾をほころばせるサンシュユ。 白い残雪に、サンシュユの黄色い蕾がよく似合う。 そういえば、春一番に咲くマンサクの花も黄色だった。  黄色い花は、ま…

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