ページ

2016/07/31

曇りや雨の日は、雄しべと花弁が夕方になっても脱落しないヤブガラシの面白さ

今日は、朝方は晴れていたが、午前中は曇りがちだった。
なんとなくパッとしないお天気。
昼近くから雨が降ったり止んだりの天気が夕方まで続いていた。
こんな天気の日は、ヤブガラシの花はどうなっているのだろう。

早朝に、雄しべと花弁の付いたヤブガラシの花を見ることができた

 昨日は、昼過ぎに平和公園へ行ったので、花盤がオレンジ色のヤブガラシの花を見ることができなかった。

ヤブガラシの花は早朝に咲く。
咲いてすぐのヤブガラシの花盤はオレンジ色で、4本の雄しべと4枚の淡い緑色の花弁がまだ付いているという。

2016/07/30

ヤブガラシの不思議な花

ヤブガラシ
平和公園のヤブガラシ。

夏になると、蔓性の野草が勢いよくのびる。
野葡萄、ガガイモヘクソカズラ、そしてヤブガラシなど。
ヤブガラシの葉は特徴的だ。
5小葉の鳥足状複葉で、蔓性の茎から互生している。
小葉は、下の写真の通り、先のとがった卵型。

2016/07/29

そんなに臭く無かったヘクソカズラ

ヘクソカズラ
ヘクソカズラの花が咲いている。

堤小学校の校庭の北側にドウダンツツジの生垣がある。
その生垣の東角に、ヘクソカズラの蔓が巻き付いていて、今が花盛り。

小さな花だが、よく見ると可愛い姿をしている。
花は釣鐘状で白く、花の先が浅く5裂している。

2016/07/27

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

芭蕉が亡くなったとされる元禄7年10月12日の日時は旧暦である。
新暦(グレゴリオ暦)では1694年11月28日となっている。
木枯らしが吹く初冬の大坂(大阪)でのことだった。
臨終の床は、久太郎町御堂ノ前、花屋仁右衛門貸座敷と伝えられている。
享年51歳。

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

2016/07/26

月澄むや狐こはがる児の供

稚児(児:ちご)には、男色の対象とされる若い男性という意味があるとか。
芭蕉の句に登場する「児」は、少年愛の対象であると言われている。
それは下記の句が、句会に参加した七人が七種(ななくさ)の恋を題にして、各々即興句を作ったという事による。
この句会の七人とは、洒堂(しゃどう)、支考(しこう)、憔然(せいぜん)、泥足(でいそく)、之道(しどう)などである。

2016/07/25

商売繁盛の守護神が鎮座する「諏訪の宵宮」はたくさんの参拝客で大賑わい

提灯
今日の夕は、成田山青森寺の「流燈会」と同時に行われている諏訪神社の宵宮。
「諏訪の宵宮」として、周辺の住民に親しまれている。
灯篭流しを見物したあとは、宵宮見物。
諏訪神社の参道は、参拝客の行列で大変な賑わい。

成田山青森寺の大祭「流燈会」の灯篭流しを見物

「流燈会」の櫓
今日は、成田山青森寺(せいしんじ)の大祭が行われる日。
「流燈会(りゅうとうえ)」と呼ばれている灯篭流しを見物した。
「流燈会」は隣接する諏訪神社の宵宮と同日に行われる。
したがって、青森寺や諏訪神社の前の通りは、たくさんの人出で大変な賑わいだった。

2016/07/24

梅雨の晴れ間にリョウブの白い花が輝いていた

リョウブの白い花
愛犬の散歩で、「青い森セントラルパーク」へ行ったら、リョウブの花が満開だった。
公園の北側に、「青い森鉄道」の線路に沿った形で遊歩道と、樹木の立ち並ぶ緑地がある。
その緑地の一角に、一本のリョウブが立っていて、白い花を咲かせていた。

2016/07/23

ヤマセで寒くてブルブルしてしまったブルースフェスティバル

「青森安潟みなとまつり2016」が青森市の「青い海公園」で開催されている。
 なんと、今年で27年目を迎えるという。
これはもう、青森の夏の定番エベントであるそうな。
今夜は「ジャパンブルースフェスティバル」があるというので見物に行ってきた。

この秋は何で年寄る雲に鳥

年老いたことに対する自覚は、どんな時に訪れるのだろう。
若い頃は2時間で登っていた山が、今は3時間以上かけなければ山頂に達しない。
そういう体力の衰えを感じた時だろうか。
しかし、年老いても体力の衰えはトレーニングでいくらかは挽回できる。
そういう気概があるうちは、まだ年老いたことに対する自覚は本格的ではない。

2016/07/22

「野生の証明」ヘラオオバコは踏みつけに弱い

ヘラオオバコ
青森市の新中央埠頭では、ヘラオオバコの花盛り。
ヘラオオバコは、江戸時代末期に日本に侵入し、日本全土に分布を広げたとされている。
この野草には、日本在来種のオオバコのような「踏みつけ耐性」が無いという。
はたして、本当だろうか。
都市公園の緑地で、ヘラオオバコは群生してすくすくと育っているようなのだが。

秋の夜を打ち崩したる咄かな

時のたつのを忘れて話し込む。
話題の尽きない相手との会話なら、時間は瞬く間に過ぎてしまう。
この夜の芭蕉は、ちょっとハイな気分になっていたのか。

秋の夜を打ち崩(くず)したる咄(はなし)かな

タビラコが、新中央埠頭南側緑地の丘で咲いていた

タビラコの花と蕾。
青森市の新中央埠頭で見かけた黄色い花。
もう7月の後半に入ったというのに、埠頭南側の緑地の丘に草が少ない。
まるで除草剤をまいたように枯れたままだ。
その丘の、東側の端に一株の黄色い花が咲いていた。

花の寿命が短いネジバナ

8日ぐらい前に、犬の散歩で公園に寄ったときネジバナが咲いているのを見つけた。
そのときはカメラを持参していなかったので、いずれ写真におさめようと思ったままだった。
以後、お天気の悪い日が続いて、なかなかチャンスに恵まれない。
今日、やっと良い天気になったので、一眼レフを持ち出して公園へ。

海辺の荒地にひっそりと咲いているオトギリソウ

青森市の新中央埠頭の空地で、ひっそりと咲いているオトギリソウを見かけた。
オトギリソウは漢字表記では「弟切草」となっている。
弟切草には伝説がある。
その昔、薬草を使って鷹の傷を治すことで有名な鷹匠の男がいた。
彼は、その薬草の名を他人には教えなかった。
男には、お人よしの弟がいて、その弟が薬草の名を他人に教えてしまった。

道ほそし相撲取り草の花の露

「相撲取り草(スモウトリグサ)」という異名を持つ野草は、けっこう多い。
私が子どもの頃は、スミレやオオバコがそうだった。

スミレの花の基部には「距(きょ)」と呼ばれる筒がついている。
距に接している花柄はかぎ状にカーブしている。
この距のでっぱりと花柄をお互いに引っ掛けて引っ張り合う。
その結果、先に花が落ちた方が負け。
この遊びを、スモウとかクサズモウとか言っていたような気がする。

2016/07/21

春雨や蜂の巣つたふ屋根の漏り

春雨とは、春の新芽を濡らす細かい雨のこと。
しとしとと降る雨は、一日中降ったり、三日ぐらい降り続くこともある。
大降りにはならずに煙るように降る雨に、詩情を感じることも、たまにはあるかもしれない。
青森ではこんな雨が降ると、ようやく雪の季節が終わったなぁという気分になる。

春雨や蜂の巣つたふ屋根の漏り

2016/07/19

紫陽花や薮を小庭の別座舗

「別座舗(べつざしき)」とは「離れ」のことか。
同じ敷地内の、母屋から離れた場所に建っていて、母屋とは別棟の座敷のことと受け取れる。
その座敷は、敷地のはずれに建っていたのだろうか。
屋敷の端の草薮を、芭蕉は庭のように感じたのかもしれない。

紫陽花(あじさい)や薮を小庭(こにわ)の別座舗(べつざしき)

2016/07/18

湖や暑さを惜しむ雲の峰

芭蕉は雲の峰に何を思い浮かべたのだろう。
空高くそびえる入道雲(積乱雲)は、暑い夏を代表する風景である。
夏がくるたびに目にしてきた風景には、その人の思い出が幾重にも塗り込められている。

湖や暑さを惜しむ雲の峰
松尾芭蕉

2016/07/16

稲妻や闇の方行く五位の声

私が生まれ育った津軽半島の旧稲垣村には鶴見里という集落があった。
田園地帯の一本道の北側に、家々が並んで建っていて、集落の規模としては、村でいちばん小さなものであったように思う。
冬になると集落の上空を、よく鶴が飛んでいくので、鶴見里と名付けられたのだという。
だが、それは本物の鶴ではなく、シラサギのことだった。

2016/07/15

卯の花や暗き柳の及び腰

卯の花

「卯の花」とは、落葉低木であるウツギの花のこと。
清楚な感じの白い花を賑やかに咲かせる「卯の花」は、初夏を象徴する夏の季語となっている。

2016/07/12

烏賊売の声まぎらはし杜宇

私は、30代後半の頃の夏、北海道の津軽海峡に面した松前町の民宿に一泊したことがあった。
そのとき、はじめて烏賊(いか)売りの声を聞いた。
まだ夢うつつだった早朝、窓の下の路上から売り声が部屋のなかへ飛びこむ。
「いがぁーいがぁーいがぁー、いがぁーいがぁーいがぁー・・・・・・・」
松前町の烏賊売りの声は、「いがぁー」の激しい繰り返しだった。

2016/07/10

皿鉢もほのかに闇の宵涼み

晩年の芭蕉は、暮らしを題材にして、そのなかから新しい抒情を見出そうとした一面があるのでは、と私は思っている。
その表現は、平易であっさりとしているが、奥行きが深い。

皿鉢(さらばち)もほのかに闇の宵涼み

夕食に用いた皿や鉢が、片付けられることもなくそのままになっていて、それが宵闇のなかへ消えかかっている情景が詠まれている。
元禄7年、芭蕉51歳のときの作。
芭蕉は、この年の秋に病没している。

2016/07/05

菊の香や庭には切れたる履の底

私が子どもの頃、津軽地方の農家では、藁で編んだ「靴」を、冬場に「つっかけ」として使っていた。
これは、雪の積もった家の外へ、ちょっと出るときなどに、手軽で便利な履物だった。
たとえば、外の小屋へ漬物を取りに行くときなど、わざわざゴム長靴を履くのが面倒なので、藁で編んだ「つっかけ」を履いて出たものだった。
この藁の「つっかけ」は、スリッパのように足の先だけが筒状の藁で覆われていた。
着脱が簡単で、しかも冬場でも温かい履物だった。

2016/07/04

石ころだらけの荒地に咲いているビロードモウズイカ

ビロードモウズイカの花
愛犬の散歩の途上、空地で見慣れない花を見つけた。
外見は、いかにも外来植物で、日本の風景になじみそうにない雰囲気。
でも、花をよく見ると可愛い。
図体の割には、黄色い花が可憐である。

2016/07/03

子どもの頃遊んだ竹鉄砲の実は、ネズミモチの実だったのか、オオバイボタのだったか

オオバイボタの花 青森市茶屋町の小さな公園へ犬を散歩に連れて行ったとき、なつかしい木の花を見つけた。
ちょっと青臭く、ちょっと甘い香りの花。
津軽半島にある稲垣町(旧稲垣村)の、私の生家の向かいの生垣となっていた木によく似ている。

2016/07/02

風雅と世俗の調和「寒菊や粉糠のかかる臼の端」

菊といえば、秋の代表的な花。
「寒菊」は、秋が深まり寒い時期になってもまだ咲き残っている菊をイメージさせる。
また、「寒菊」は、シマカンギクなどの冬場に咲くキクの品種の総称でもあるという。
冬場に咲く「寒菊」は、秋に咲く菊よりも花も葉も小さい。
花期は12月から1月。
近畿地方以西の日当たりの良い山麓に自生するというから、青森で自生している姿を見かけることは無いわけである。

こんな記事も読まれています

過去7日間の人気記事