雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

路上で眺める、紅葉する街の木々

ナナカマドの紅葉
ナナカマド。
朝の、犬の散歩コースのあちこちで、紅葉が鮮やかだ。

右の写真は、見事なナナカマドの赤。

ナナカマドの奥に、鮮やかな赤の紅葉の木があるが、この木の名前は不明。

下の写真が、その紅葉している木。

奥の黄色に染まっている木の名前も不明。

不明な紅葉の路上を、迷い歩く犬の散歩。

雑然としているが、常緑樹の柊の垣根の濃い緑との対比がなかなか良いね。

この柊の棘に閉ざされた空間は何なのか。

先行き不明な犬の散歩男と、明瞭な季節の変化の証の紅葉。

その対比もなかなか意味不明。

常緑樹の垣根の向こうの紅葉
赤と緑と黄色。

イタヤカエデの黄葉
イタヤカエデ。
路地の奥に、イタヤカエデの黄葉を発見。

手前の赤は、ナナカマド。

ちょこんと立っている一旦停止の標識が、可愛く見える。

この路地の角の離層のところで切り離されて、迷い歩きは落葉するのか。


紅葉の林立
林立する紅葉。
標識に従って一旦停止したら、赤い鳥居が見えて、辿り着いた場所は、路上の迷宮。

ひょろ長い木々が、矢印のように空を指している。

ここから枯れ野の旧式な、戦後の路地が続くのかと思ったが、雲の合間から陽が差し込んで、犬とその散歩人は現実の朝に帰ったのだった。
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