2021/09/04

滝沢山地平沢エリア、734峰まで大毛無山南尾根ルートを確立

大毛無山南尾根行程イメージ図。

滝沢山地の平沢エリアにそびえる734峰。
そのピークに至る大毛無山南尾根のルートを、ついに確立した。
行けるのではと思って想定していた机上のルートを、なんとか行ったのである。
今日は、残念ながら617峰までの山行だった。
体力不足で734峰には届かなかったが、過去(2012年9月24日)に西斜面を急登して617峰に登り、そこから734峰まで登ったことがあるので、みちのく有料道路側から734峰まで、大毛無山南尾根ルートを確立したことになる。

途中、ネマガリダケのヤブの深い箇所はあったが、登山道のない山のなかでは比較的歩きやすい尾根だった。
一本尾根だったが、曲がりくねったところが数カ所あったので、要所要所で地形図をにらみながらコンパスの確認を慎重に行った。

滝沢山地の中では、734峰も要山(574峰)同様、私のお気に入りの山なので、734峰に名前を付けさせてもらった。
734峰は、石鞍山(いしくらやま)と呼ぶことにした。
滝沢の無名山に名前を付けることについては、この前(8月28日)の記事に書いた

734峰が、なぜ石鞍山なのか。
それは734峰が、鞍のように細長いヤセ尾根の石山だからである。

石鞍山の山頂に立つと、360度の視界を得ることができる。
そんなピークは、滝沢山地では石鞍山しかない。
石鞍山は、滝沢山地の屋根のような存在なのである。
存在感のある山が無名山では寂しい。
そう思って、名前を付けた。

石鞍山は、平ったくて目立たない高地場山とは対照的な山である。
いろんな個性的な山があるから、滝沢山地は面白い。

石鞍山(734峰)への直近の登頂は、2015年6月21日の赤沢からの峰越えハイキングのときだった。
あれはいい思い出になった。
あれから7年ちょっとご無沙汰していたが、今年中に大毛無山南尾根ルートで、石鞍山の岩の山頂に立とうと思う。
また、いい思い出を作るつもりである。
70歳になった年に、滝沢の標高700mの山を越えるのは気分がいいことだろう。

帰りは、617峰の西斜面を平沢まで下った。
春の残雪期(2012年4月15日)に、愛犬リリーとこの斜面を登って石鞍山まで行ったことがあった。
山での掛け声は「ヤッホー!」だが、愛犬リリーと登った山での掛け声は「リリー!」である。
今日も4回ほど「リリー!」と叫んだ。
ちょっと涙が出た。
愛犬を失うということは、こうも寂しく悲しいものなのか。
リリーと元気に山へ登っていた頃は、思いもしないことだった。

617峰西斜面は急斜面だったが、なんとかロープを使わずに済んだ。
平沢に着いて、沢の冷たい水で顔を洗ったらさっぱりした。
尾根での疲れを沢で洗い落として帰路に着いたのだった。


8時45分、標高179m:入山。9時5分、標高195m:大毛無山南尾根に取り付く。

10時、標高300m:第一広場到着。第一プロムナードから広場までは急登。

10時30分、標高500m:第二プロムナード。

10時40分、尾根をちょっと下がった鞍部の第二広場。テント設営場所(テン場)にいいかも。

11時30分、標高560mぐらい:石鞍山(734峰)が見えた。

12時10分:617峰山頂。ランチ、のち12時45分:下山。

617山頂下の雰囲気の良いブナの大木。

12時50分、標高520m:いつもの展望所のブナの大木。

展望所から眺める秀麗な石鞍山(734峰)。

13時35分、標高300m:平沢到着。ヒバの木が7本ぐらい立っている丘から沢へ降りる。

平沢の清流。写真は、上流方向を見ている。

14時10分:三面護岸の平沢に到着。

平沢の土捨て場の丘にハンゴンソウが花盛り。奥に見える山並みは、上折紙沢エリアの要山(574峰)に伸びている尾根(手前)。

かつてクルマで走ったこともある平沢林道は、今はヤブ深い完全廃道。14時56分:路駐場所に帰還。