2015/06/01

ハルジオンとヒメジョオンの見分け方(ハルジオン編)

群生しているハルジオン。
公園や空き地や家の軒下で、ハルジオンが花盛り。
ハルジオンはキク科の野草で、北アメリカ原産の帰化植物。
環境省のサイト、外来種について>要注意外来生物リスト>植物 一覧>詳細のページによると、ハルジオンは1920年頃観賞用として日本に導入された、とある。

「要注意外来生物」としての評価は、「繁殖力や定着力が強く除草剤耐性型があるため、畑地の強害雑草となっており、在来種との競合・駆逐のおそれがある。」(上記環境省サイトより引用)

笑顔が一斉に空を見上げているような、花の咲き様。
そっくりな野草に、同じキク科のヒメジョンがある。
ハルジオンとヒメジョオンをひっくるめて「貧乏草」と呼んでいる地方があるという。
この草に触ったり、折ったり摘んだりすると貧乏になるという迷信があるらしいのだ。

そのいわれは知らないが、デジカメのマクロレンズで覗くと、そんな俗称が吹っ飛んでしまいそうなくらい賑やかな彩が感じられる花である。

ハルジオンとヒメジョンは開花期が重なる時期があるのでややこしい。
名前が似ているのもややこしさの原因。

以前記事にした松任谷由美さんの曲「ハルジョオン・ヒメジョオン」も、このややこしさに一役買っている、と思っているのは私だけだろうか。
と言っても、松任谷由美さんが悪いと言っているわけではない。

悪いと言えば、似たような花に似たような名前をつけた、どこかの誰かが悪い。
松任谷由美さんは、それを「ことば遊び」的に歌の詞として採用した。

この花の標準和名は、「ハルジョオン」ではなく「ハルジオン」。
「ヒメジョオン」については「ヒメジョオン」が標準和名で、「ヒメジオン」にあらず。

私は以下のように覚えている。
「ハル」は痔に貼る(?)から「ハルジオン」。
「ヒメ」は、姫と言えば女性だから「ヒメジョオン」。

花弁は糸状。
それはさておき、ハルジオンの特徴は以下の箇条書きの通り。
この記事ページ掲載の写真を参考にお読み下されば、わかりやすいかと思います。
  1. 花びら(花弁)は糸状に細い。
  2. 花びらの色は白だが、花びらの先がピンク色に染まっているものも多い。
  3. 葉が茎を抱くように付いている。
  4. 根元にヘラ型の葉がある(根生葉)。
  5. 茎は中空(パイプ状)。
  6. 蕾は下を向いて、うなだれたような格好のものが多い。
  7. 花期は、春から夏の初め頃まで。
根元は、根出葉(根生葉)が残っている。

葉が茎を抱くようについている。

ピンクが賑やかなハルジオンの花。

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