雑談散歩

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WordPressを最新版(バージョン5.2)に更新したら、エディタが扱いにくくなった

WordPress5.2にアップグレード

当ブログは、GoogleのブログサービスであるBloggerを利用している。
このブログのほか、私はWordPressで「イラスト素材」のサイト(HP+ブログ)を運営している。
この記事は、そのWordPressサイトに起きた問題について記している。

WordPressの公式オンラインマニュアルは、WordPressを常に最新版にアップグレードするように訴えている。

今日、WordPressのエディタ(編集画面)を開いたら、「更新」の通知が届いていた。
そこで、いつものように気軽に更新ボタンを押して最新版(WordPress5.2)にアップグレードしたのだった。

そしたら、エディタに変化があった。
どういう変化かというと、エディタがものすごく扱いにくくなってしまっているのだ。

ちなみに、OSはWindows7。
ブラウザは、Google Chromeで、バージョン: 74.0.3729.131(Official Build)(32 ビット)。

エディタの不具合

◆左端のメニューにエディタがくっつき過ぎる

まず、エディタが左側の「メニュー」にピッタリとくっついて、非常に見にくい。
下の図のように、くっつき過ぎて変な感じである。

ポインタが、「エディタ」画面すれすれの「メニュー」画面に触れてしまうと、ナビゲーションメニューが「エディタ」画面側に飛び出てしまい、記事編集の邪魔をするという始末。

◆「画像」の配置の問題

次に、「画像」の配置。
エディタでは、「メディア」から取り込んだ「画像」を、ブロックの左端・中央・右端に配置できるように、それぞれのアイコンをクリックする仕組みになっている。
ところが、中央配置を示しているアイコンをクリックしても、エディタでは「画像」は左端にくっついたままである。

下の図は、「蚊取り線香のイラスト」についての投稿記事を書いているエディタの画面。
蚊取り線香の画像を中央配置にしたのに、エディタでは「画像」が左端にくっついたままになっている。

WordPress5.2のエディタ(編集画面)

「画像」の配置状態については、いちいち「プレビュー」を開いて、「画像」が中央配置になっているかどうかを確認しなくてはならない。
アップグレード前は、エディタのブロックで画像の位置が確認できたのに。

キャプション入力がブロックタイプに

◆「画像」のキャプションについて

新バージョンでは、「画像」のキャプション(画像の説明文)入力が、上の図のようにブロックタイプに変わった。
それは良いのだが、「キャプション入力ブロック」をアクティブにするのが分かりづらい。

まず「画像ブロック」をアクティブにして、「画像」の下にあらわれる「キャプションを入力・・・・」というグレー表記文字の上側空白をクリックしなければならない。
アップグレード前は、「キャプションを入力・・・・」というグレー表記文字をクリックすると、文字入力のカーソルがあらわれ、そのまま入力できたのだが・・・

◆エディタ画面が不安定

そして、これが一番やっかいかもしれない。
というのは、マウスポインタをエディタ上に置くと、それに反応して「ブロックの説明」やら「ブロック移動の説明」やらが、ゴチャゴチャ現れて、大変うるさい。
クリックしてないのに勝手に「ブロック」や「ブロックメニュー」が現れて不安定である。

下の図がその画面なのだが、記入したブロックの位置関係がとらえにくい。
これも、いちいち「プレビュー」で確認しなければならない。

まったく、親切すぎてありがた迷惑って感じだ。
マジで。

マウスポインタに連動して、画面がゴチャゴチャ動き回るので、やりにくさ倍増

ブロックエディタについて

私がWordPressを始めたのは、去年の12月初旬からである。
そのときインストールしたのがWordPress5.0。

WordPressが、5.0にアップグレードしたばかりのタイミングだった。
実は、このWordPress5.0になってエディタに大変化が起きたらしい。

このときWordPressに採用された新エディタは、Gutenberg(グーテンベルク)という呼び名を持っている。
「見出しブロック」や「画像ブロック」、「段落ブロック(文章を書くブロック)」などで構成されていて、それらを積み重ねることで「投稿記事ページ」や「固定ページ」を作り上げるというものである。

インターネットでは、「違和感があって使いにくい」という意見が多かった。
そのため、従来のエディタに慣れ親しんだユーザーは、「Classic Editor」というプラグインをインストールして、旧バージョンの編集画面を使い続けたようである。

私は、旧バージョンの編集画面を知らないので、ブロックタイプの新エディタに何の違和感も覚えなかった。
むしろ、「ブロックエディタ」が快適だった。

ついこの間まで「ブロックエディタ」で、サクサク記事を書き進めていたのだった。
ところが今日の「更新」で、編集画面はゴチャゴチャに。

ゴチャゴチャがゴチャゴチャ動き回るので、ブロックの位置確認ができずに疲れてしまう。
「プレビュー」と「エディタ」の往復に、時間も手間も奪われてしまって・・・

この新エディタは、ちっとも快適ではない。
WordPressさん、もうちょっとなんとかしてほしいと、切に願っておりまする。

5月11日、テーマをアップデート


ちなみに、私のWordPressサイトの「テーマ」は、”るな”さんの「Luxeritas」を使わせてもらっている。
今日”るな”さんのサイト「Luxeritas Theme」を訪れたら、「テーマ」の最新バージョンがリリースされていた。

なので早速、最新バージョンにアップデート。
でも、エディタに変化はなかった。



5月11日、なんとエディタが回復していた

WordPressブログの続きを書こうと、エディタを開いたら、なんと知らん間に回復していた。
画面上を「ブロック」が動き回ることもなく、左端のメニュー欄にくっつくこともない。

エディタは安定していて、以前よりちょっと使いやすくなっていた。
たとえば、「ブロック」にポインタを置く(マウスオーバー)と、「段落」とか「見出し」とか「リスト」とか、その「ブロック」の小さなメニュー表示が出るようになった。

そのほか、マイナーチェンジがいくつか確認できた。
良かった。

でも、どうして回復したのだろう。
WordPressからは、不具合修正のアップグレードは無かった。

ひょっとしたらレンタルサーバーがWordPressのアップデートに対応できなかったのでは。
「MySQL」のバージョンが合わないとか・・・

などと素人考えしてみたが、今回のエディタ回復の仕組みは不明である。

一時はどうなることかと思ったが、とにかく良かった。
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