2013/12/07

拡大内視鏡による大腸検査と検査後の腹痛

サンシュユの赤い実
抗腫瘍の薬理作用があると言われているサンシュユの実。
予定通り、昨日、大腸の内視鏡検査を行った。

去年までの胃腸科医院は、検査に半日を要したが、今回は朝8時30分から午後5時までの一日仕事になった。

以下は、今回大腸内視鏡検査を受けることになった医院の検査スケジュール。

朝7時に自宅でプリンペランを2錠服用。

プリンペランとは、消化管のはたらきを良くする薬であるとか。

家の者にクルマで送られて、朝の8時30分に病院へ。

検査当日は、安全のため、クルマや自転車を運転しての来院は控えるように、というのが病院の方針であるらしい。

9時から個室で1.5リットルの経口腸管洗浄剤ムーベンを約2時間かけて服用。

検査当日の朝に、排便が無かったということで、ムーベンの中にラキソベロン内溶液0.75% を混入。

ラキソベロン内溶液0.75%とは、腸管内容物の排除のための薬。

広さにして6畳ぐらいの個室で、テレビを見ながらたんたんと、レモン風味の経口腸管洗浄剤1.5リットルを飲み干す。

ムーベンを飲んでいる途中や、飲み終わってから12時ぐらいまでに、 10回ほど排便。

便の状態は、泥状から淡黄色に変わり、回数を重ねるほどに透明になっていった。

排便するたびに、看護師さんに知らせ、便の状態をチェックしてもらう。

12時から検査室のベッドに横になって点滴を開始。

点滴の内容は、生理食塩液やらソルラクトD輸液やらドルミカム注射液やらフルマゼニル注射液やらブスコバン注20mgやら。

これらの点滴を、検査前、検査中、検査後に、「適物」を「適時」に使用したようだ。

生理食塩液は(細胞外の)体液補給のため。

ソルラクトD輸液とは、細胞外液の補給やエネルギーの補給のため。

ドルミカム注射液とは、鎮静作用をもたらす鎮静薬。

フルマゼニル注射液とは、鎮静の解除のための薬で検査終了後に用いるとか。

まるで、マッチポンプやね。

ブスコバン注20mgとは、消化管の筋肉のけいれんや過度の緊張による痛みを抑える薬。

検査開始までに、腹部の超音波検査と心電図。

これは安全のために行うのだという医師の話。

おそらく、ドルミカム注射液とかフルマゼニル注射液とかの薬を、安全に使用できるかどうかの検査かと思われる。

午後2時頃、腸の動きを抑える筋肉注射を右肩に。

そして、検査開始。

検査中、看護師さんが血圧をチェックするため、血圧計を右腕に巻きながらの検査。

検査は1時間ぐらいで終了。

鎮静剤を使用しての検査だったが、痛みが全く無かったという訳では無い。

緊張感が、いくらか緩和されたようで、楽と言えば楽だったかも知れない。

人によっては、眠くなる人もいるようだが、私はそうでは無かった。

検査終了後、点滴を受けながら、ベッドで20分ほど休憩。

その後、診察室で、モニターの写真を見ながら検査結果の説明があった。

拡大内視鏡は、その先端に100倍ズーム機能があって、ポリープの微細なピット(腺口)を観察できるらしい。

その結果、瞬時にポリープの良悪性が解る。

さらにその場で切るべきか、手をつけず手術すべきかの判断ができるというもの。

この拡大内視鏡で撮影した写真では、わずか2ミリぐらいの大きさのポリープが、10センチぐらいの巨大なポリープに見えるから驚きだ。

ポリープ表面の血管の状態などが鮮明に写っている。

その血管の走行と、表面の模様を総合的に判断して、将来ガン化するポリープかどうかが判別できるという医師の話。

それによると、6個発見されたポリープの中で、直腸付近にある3ミリぐらいの大きさの1個が、血管が 二股になっていたりして、将来「異形化」が進み、ガンになる可能性があるとか。

で、このポリープは切除した方が良いとの医師の診察。

緊急性はないので、内視鏡によるポリープ切除手術は仕事が空いている時期で 良いとのこと。

他のポリープについては、経過観察ということになった。



さて、大腸内視鏡検査後の腹痛のこと。

検査が終了しても下腹部に鈍い痛みが残った。

それが、なかなか消えない。

痛みは我慢できないほど強くは無いが、時々、ちょっと強めの痛みが 生じたり。

医師や看護師は、検査後の排便やオナラを促したが、なかなか出ない。

大腸は空なのだが、検査時に挿入された青色の染色液が排便されるはずだという。

腹部のレントゲン撮影でガスの状態を見たら、悪いガスは無いようだ、という医師の話。

結果説明が終わって、点滴を受けながらしばらく横になっていたら、ようやくオナラが出た。

これは、検査時に腸内へ入れた空気がオナラとなって出たのである。

腸内の空気が出たら、腹痛がだいぶ和らいだ。

午後5時頃、点滴が終了したので、やっとの帰宅となった。

帰宅しても腹痛がある場合、食事はとらないようにという医師の指示。

家で安静にしていても、腹痛は強くなったり弱くなったりの繰り返し。

午後7時頃、大きなオナラが出たら、嘘のように腹痛が消えた。

やはり、空気(ガス)がお腹を圧迫して、それが痛みの原因だったようだ。

ゼリーとか流動食を食べて後、午後9時頃、便意を催したのでトイレへ。

下痢状の排便状態で、検査用の青い染色液が出た。

これで、一安心となった。

午後9時になって、はじめて、検査が無事終了したという実感を得た。

ちなみに、この日の検査費用は、6,930円。

私の大腸ポリープ体験記事のまとめページです。関心のある方は、こちらの閲覧もどうぞ。

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