2015/05/24

消えていく残雪を求めて南八甲田逆川岳へハイキング

国道103号線、城ヶ倉温泉近くの三叉路から横岳の残雪部分をズーム撮影。
今日の青森市内は最高気温が28.4度まで上がった。
この地方の、5月の気温にしては、かなり暑い。

朝8時頃で、もう23度あった。
そこで、八甲田山の残雪地帯に涼みに行くことに。

城ヶ倉温泉近くの国道103号線から南八甲田連峰横岳方面を眺めると、横岳の上の方、七沢右岸あたり(上の写真)の残雪量が目立って多い。

逆川岳稜線から横岳山頂付近まで、雪がつながっているようにも見える。
4月にスキーハイキングした逆川岳・横岳周遊パノラマコースの稜線だ。
ブナの新緑の山へ入る。
七沢橋手前の空き地にクルマを止めて、山に入った。
目指すのは逆川岳稜線上の雪原。
北八甲田連峰と南八甲田連峰が見渡せて、風の通りが良くて涼しい場所。
そこを雪上散歩できれば幸いだ。

逆川岳に公式の登山道は無い。
あるのは、昔の伐採道の跡と、山菜採りの踏み跡。
そのいく筋もある獣道のような山菜採りの踏み跡のうち、稜線まで延びている道を選んで歩く。

逆川岳は、6月に入ると、ネマガリタケのタケノコ採り達で賑わう山。
今日見た限りでは、まだタケノコが顔を出していない模様。
タケノコ採りの姿も無い。

おかげで、静かな山歩きが楽しめた。
道は笹におおわれて判りにくい。
雪融けが終わったばかりで、笹がまだ立っておらず、道を覆うように横たわっている状態なので道が判りにくい。
倒木が道を塞いでいたり。
高度を増すにつれて、道を残雪が覆っていたり。

この時期の逆川岳ハイキングは、慎重な道選びが必要である。

道が、沢沿いの急な登りへと変わる。
標高900メートル辺りで、道は完全に残雪の下に隠れた。
コンパスを頼りに、途切れ途切れの残雪を、短い笹藪漕ぎを繰り返しながら進む。

残雪の上を歩くのは楽しい。
七沢右岸の残雪地帯。
標高1000メートル付近で、連れの女性がこれ以上登れなくなった。
稜線の雪原までは、もうちょいの位置だが、下山時の体力も確保しなければならない。

最終地点の残雪の上で、ゆっくりランチタイム。
一時間後下山。

登りに3時間半、下りに2時間を要した山行となった。
お天気は、晴れっぱなし。
ブナの新緑が目に優しい、気持ちの良い山歩きであった。

夏道を歩いて残雪に出会う。
残雪で覆われた山から、無雪期の山へ移り変わる期間のハイキングも、独特の趣きがあって楽しい。

何を求めて山を歩くのか。
消えていく残雪を求めて山へ。

消えていくものを求めて山を歩くなんて、暗示的ではないか。

老人になって、消えていく体力を求めて山を歩くのか。
あるいは・・・・・・。
トレッキングシューズに軽アイゼン装着で確実に登る。
北八甲田連峰が見えた。
北八甲田大岳をズーム撮影。
目に優しいブナの若葉の緑色。

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