夏の野原の野草のなかでヨシの生長がダントツ
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| 【生長が著しいヨシ】 |
あの頃、枝や葉を大きく広げて、その存在を誇示していたオオイタドリは、背丈で勝るヨシの軍勢に取り囲まれて、姿が埋もれそうである。
わずかに黄色い花を咲かせているオオハンゴンソウは、ヨシの傍らに横倒しになって、陽の光の恩恵を受けられずにいる。
この地方特有の冷涼な東風である「ヤマセ」が止んでから、青森市内は暑い日が続いている。
梅雨に入ってからは、高温な雨の日も多くなった。
こうした天候の変化も、ヨシの勢いを後押ししているのかもしれない。
Wikipediaによると、ヨシは「暑い夏ほどよく生長する」とのこと。
また、「条件がよければ1年に約5m伸びる」ともある。
自分の観察範囲では、上背が5mのヨシなんて見た事がない。
だが、滋賀県の琵琶湖では「5m近くなるものまである」と、現地の環境保全財団の解説にある。
(公益財団法人 淡海環境保全財団ホームページ>ヨシ群落保全>ヨシについて>ヨシとは)
琵琶湖沿岸は、ヨシの生長にとって、良い「条件」がそろっているのだろう。
隣の野原も、元は水田だったため、低地で、ヨシが好む湿潤さが保たれている。
日当たりも良く、「陽性植物」のヨシにとっては、適した土地である。
そのせいか、3m近くまで伸びているヨシも見られる。
8月に入ってなお、ヨシの背はさらに伸びるのか。
それとも、ここでひとまず勢いを止めるのか。
ほかの草たちが押し返す気配は、今のところ見えない。
ヨシの足元を這いまわっているカナムグラが、秘かにチャンスを伺っているのみである。
今後、草たちの闘いは、どう展開していくのか。
楽しみな葦原である。
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| 【ヨシの根元に倒れ伏したオオハンゴンソウ】 |

