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禅寺の松の落葉や神無月

宝井其角(たからいきかく)が序文を担当した蕉門の俳諧選集「猿蓑(さるみの)」。
その「巻之一 冬」は、松尾芭蕉の「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」で始まる。
「猿蓑」の書名は、芭蕉のこの句に由来している。

「巻之一 冬」は、芭蕉の冒頭の句から、向井去来(むかいきょらい)の「いそがしや沖の時雨の眞帆片帆」という十三句目まで「しぐれ」を題材としたもので占められている。
以前「カッコいい句である」と私が感じて記事にした「時雨るゝや黒木つむ屋の窓あかり」という凡兆の句は九句目に並んでいる。

鶏の声もきこゆる山さくら

現代ではオオヤマザクラ(大山桜)という山桜の品種を、街でもよく見かける。
「山さくら」と言えば、江戸時代の頃は、山にある自然の桜の木のことを指していたらしい。
であるから、「山さくら」は山間部でなければ見ることができない桜であったようだ。

(にわとり)の声もきこゆる山さくら
野沢凡兆

凡兆の計略?「秋風の仕入れたを見よ枯れ尾花」

「秋風」は秋の季語だが、「枯れ尾花」は冬の季語となっている。
季節の違うふたつの季語がひとつの句のなかに入っている。
これを「季違い」と称して、句をつくる上では避けるべきことであるとされている。
などという約束事やら技術めいたことやらは、俳句の実作者ではない私には、よくわからない。
観賞者である私は、句の言葉にあるイメージを感じ取るのみ。

凡兆のナメクジの句(2)「あばらやの戸のかすがいよなめくじり」

あのナメクジ君が帰ってきた。
放浪の旅に疲れて帰郷し、今は、捨てた家に閉じこもって、戸の「かすがい」になっている。
かつての冒険少年が、夢破れて、引きこもりのニートになってしまったのか。
しかも、捨てた家は、ボロボロのあばら家と化した。

あばらやの戸のかすがいよなめくじり
野沢凡兆

凡兆のナメクジの句(1)「五月雨に家ふり捨ててなめくじり」

奇妙な動物だが、古くから人の日常生活圏に生息してきた生き物。 ちょっと前までナメクジは、地方では日常生活の周辺でごく普通に見られる生き物だった。
私が子どもだった頃の旧稲垣村(現つがる市)では、梅雨時に家の周辺でよく見かけた。

江戸時代には、ナメクジはヘビやカエルとともに、「三すくみ」のメンバーになっている。
三メンバーとも、ちょっとキモい存在のものばかり。
嫌われ者ではあったが、いろいろと話題に上がった「軟体動物」であったらしい。

○○○サービス㈱を名乗る者からの架空請求詐欺のショートメール

怪しいショートメールが届く 今日、怪しいSMS(Cメール)が私の携帯電話に届いた。
私がショートメールを受け取ることは滅多にない。
ほんのたまに、仕事の連絡事項が届くぐらいである。
ショートメールの受信音が鳴ったとき、得意先の営業マンの顔が頭に浮かんだが、メールの内容は仕事とは別のものだった。

朝露や鬱金畠の秋の風

朝露は消えやすいので、和歌の世界では儚いものの例えに使われてきた。
現代でも、「露と消える」という言い方をする。
夢が破れるとか、志なかばで倒れるとか、計画がとん挫するというような意味で使われている。

朝露や鬱金畠(うこんばたけ)の秋の風 野沢凡兆

凡兆のけんか腰?「吹風の相手や空に月ひとつ」

夜の空にも、いろいろある。
満天の星空とか、雲ひとつない夜空とか。
満天の星空は、月の光が弱い新月の頃に現れる。
月の光が強い満月の頃は、星の姿が見えなくなる。
月が明るいと星の幽かな光は、月の光にかき消されてしまうのだ。
満月の夜は、金星などの強い光を放つ星しか見えない。

雲ひとつない夜空に満月と星が少々。
上空にも風があるものの、その風によって吹き飛ばされる雲は見当たらない。

凡兆の技?「まねきまねきあふごの先の薄かな」

凡兆の句は、どうしてこんなにかっこいいのだろう。
私は、凡兆の句のかっこよさに魅かれて、凡兆の俳諧を読んでいる。 だが、そのかっこよさの理由を解明するだけの能力は、私には無い。 ただかっこいいと感じながら、句を読み進めているのだ。
まねきまねきあふごの先の薄(すすき)かな 野沢凡兆

青森市内にあるラーメン店「まるかいらーめん」のオープンフェアの長い行列

イメージ
愛犬の散歩で、アスパムへ行ったら、向かい側の歩道に長い行列ができていた。
いったい何の行列?
有名人の青空サイン会?

行列は角を曲がって、アスパム通りを南方向へ延びている。
その行列の先頭部分が、また角を曲がって 、見慣れない建物のなかに吸い込まれていく。
そこは、以前「まるかいラーメン」の店があった場所。
建物の壁面には、看板らしき文字が見える。
「まるかいらーめん」と、ひらがなの立体文字が壁に貼りついている。

知らなかった。
「まるかいラーメン」の旧店舗跡に、「まるかいらーめん」がリニューアルオープンしていたのだ。




なんでも一昨日(8日)から今日(10日)までの3日間、オープンフェアを行っているとのこと。
フェアの目玉は、中盛り100円のラーメン。
それに、「まるかい」のロゴ入りラーメン丼のプレゼント。
今日はオープンフェアの最終日。
それで、この行列なのだ。

青森市では、なかなかお目にかかれない長蛇の列。
しかも、小雪舞う冬空の寒い中。
午前11時開店で、数量限定とあるが、並んでいる方達全員が食べることができたのだろうか。
私がこの行列を目撃したのは、午前11時15分ぐらい。
行列の最後尾に、次々と人が押し寄せていたのだが。




「まるかいラーメン」とは、青森市内にある有名ラーメン店。
青森県観光物産館アスパムの向かい側(南側)に立地している。
ここのラーメンの特徴は、酸味のきいた煮干しスープと、うどんのように太い麺。
好きな人は徹底的に好きなのだが嫌いな方は徹底的に嫌いという、青森のラーメン好きを二分しているラーメン店なのだ。

しかしこの行列では、ラーメンにありつけるのは1時間後か。
あるいは、1時間後に品切れでオアズケを食うか。
それでも、まるかいファンにとっては、1時間の待ち時間なんかまったく気にならないのだろう。
冬の寒さも、強い北風も、まるかいのラーメンを食べるための妨げにはならないようだ。
並んで得られる幸福感に比べれば、順番を待つ苦労など無に等しいということか。
むしろ、並ぶこと自体が楽しいのか。
まるかいファン同士の連帯感に支えられて、待たされるという苦行が快楽に昇華していくってか。
それはまるかいファンでなければわからないこと。

今年の7月1日から工事のために休業していたらしい。
約5か月間、好きなラーメンを食べることが出来なかったのだ。
5か…

砂よけや蜑のかたへの冬木立

蜑(あま)とは、海で魚や貝を採ったり、塩を作ることを仕事とする人のこと。
漁師とか漁夫の意。 テレビや映画の時代劇で、江戸時代の商人や大工や農夫の姿は多く見かけるが、漁師はあまり見ることがない。 江戸時代の漁師の暮らしについて無知であることは、漁師の周辺を題材とした俳諧を読む上で妨げになるであろうか。

鷲の巣の楠の枯枝に日は入りぬ

句の前書きに、「「越(こし)より飛騨へ行くとて籠(かご)の渡りのあやふきところところ道もなき山路にさまよひて」とある。
「籠の渡り」とは籠渡しのこと。
籠渡しとは、橋を架けることができないほどの険しい谷の両岸の間に綱を渡し、その綱に籠を吊り下げたもの。
当時は、籠に人を乗せたり荷物を入れたりして対岸まで渡していたという。
江戸時代末頃の浮世絵師である歌川広重の「飛騨籠渡図」が、籠渡しの絵(版画)として有名である。
絵を見ると、急流の上にそびえる両岸は、目もくらむばかりの絶壁となっている。

骨柴のかられながらも木の芽かな

「骨柴(ほねしば)」とは、小枝や葉を取り去った柴のこととインターネットのWeblio辞書に書いてある。
凡兆の句を読むまでは、私には未知の言葉だった。

骨柴のかられながらも木の芽かな
野沢凡兆

この句を読んだとき、私は冬枯れの裸木の細い枝のことが頭に浮かんだ。
「骨柴」とは、そういうものではあるまいかと思ったのだ。

かさなるや雪のある山只の山

八甲田山の各峰の山頂に、白く雪が積もり始める頃は、山麓の雲谷周辺の山には、まだ雪が無い。
秋の中頃から終わり頃にかけて、青森市街地から北八甲田連峰の方を眺めると、ちょうど凡兆の句のような感じに見える。
かさなるや雪のある山只の山 野沢凡兆

ドリルでの垂直穴あけに優れた工具、ドリルガイド

イメージ
ドリルガイド13F ネット通販で、優れものの工具「ドリル穴あけ補助ツール」を買った。
「ドリルガイド13F」という名の工具である。
製造元は、兵庫県の神沢鉄工株式会社。

値段は、税込みで12,830円。
これに送料が税込みで972円。
代引き手数料が0円。
合計13,802円の導入費用だった。

このあいだ、安いからと買って失敗した「電動ドリルスタンド」とは大違い。
ドリルガイド13Fを仕事で使用した結果、私はこの道具が優れものであることを改めて実感した。

ネットの評判が良かったので購入したのだが、予想以上の働きぶりだった。
5ミリ厚の透明アクリル板に直径4.5ミリの垂直の穴をきれいにあけることができて、仕事が大いにはかどった。



きちんとした梱包状態 まず気に入ったのが、箱の中にしっかりと梱包されて納まっていたこと。
ダンボールできちんとふたつに分かれて整然と梱包されていたので、安心感が湧いた。
きちんとした梱包のおかげで、この工具がきちんとしたものであるという印象を持った。 説明書の類は、箱には入っていない。 でも箱の表に、丁寧にいろいろ図解されているので、それで用が足りた。

インパクトドライバにセットできた ドリルガイド13Fは電動ドリル用で、インパクトドライバ装着用のガイドは同メーカーで製造しているインパクトガイドというツールがある。
でもインパクトドライバに「六角ビット付ドリルチャック」を装着すれば、上の写真のように使用可能だった。

動作が安定していて、精度の高い仕事にも対応 二本の黒いガイド棒のスライド感は良好。
私はガイド棒に、「CRC 5-56」を軽く吹き付けて、ドリルがより滑らかにスライドしやすいようにした。
すると、心地よいほどの滑らかなスライド感が得られた。
こんなに簡単な作りなのに、ドリルの動きはぶれることなく安定していて、精度が求められる仕事にも対応できる。

アルミダイキャストボディ 軽くて小さいので、持ち運びが楽で、現場で使うのにぴったりの道具であった。
軽くて小さいが、姿かたちは立派で、堂々とした印象である。
本体は、強くて丈夫な軽量アルミダイキャストボディ。
工具全体ががっしりしていて丁寧な作りになっている。

ドリルガイドの特徴 このツールの特徴が箱に箇条書きされているが、ほぼその通りであった。
以下にその特徴をまとめる。
30度から垂直までの傾斜…

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