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2015/11/01

津軽半島大倉岳ハイキングその2(大倉岳山頂~赤倉岳~駐車場)

大倉岳山頂から赤倉岳を眺める。

大倉岳(677m)を下り、赤倉岳(563m)への分岐を左折する。
ハイキング道は、大倉岳の山腹を巻くようについている。
山腹の道は、石がゴロゴロしている片斜面で歩きづらく、わかりにくい。
でも、赤倉岳へ続く稜線の方角を見極めていれば迷うことはない。
ハイキング道は大倉岳山腹から稜線へと続いている。

大倉岳から赤倉岳へ続く稜線は、津軽半島の脊梁山脈の分水嶺である。
西側の斜面を下る沢は日本海に流れる。
東側の斜面を下る沢は陸奥湾に流れ込む。

赤倉岳に向かう尾根道。西風が強い。
この稜線は西風をまともに受けるので、風が強い。
山がブンブンと唸り声をあげている。

日当たりの良い場所に、風よけのタープを張って昼食。
のんびりと尾根の雰囲気を楽しんだ。
ハイキング道を往来する登山者は無し。

尾根道の中間よりも赤倉岳寄りに、五所川原市金木町と蓬田村の境界線上の山である袴腰岳に向かう分岐がある。
15年前に2度ほど、この道を通って袴腰岳に登った。
その時は袴腰岳へ続く稜線上の道は明瞭だったが、今は定かではない。

赤倉岳西斜面は風衝地。
平坦だった稜線の道は、しだいに、なだらかな登りの傾斜となって赤倉岳へ続いている。
赤倉岳西斜面の七合目から山頂までは、石ゴロゴロの風衝(ふうしょう)地。
立木は無く、背の低い灌木と笹が生えているだけである。
低い山だが、高山的な雰囲気を持っている。

赤倉岳山頂にも鳥居と祠がある。
こちらの赤い祠は大倉岳のものよりもかなり小さい。
赤倉岳にあるから「赤倉岳神社」か?
ネットで調べてみても、この祠に関する情報は出てこない。
「赤倉信仰」というキーワードで探すと、出てくるのは岩木山の赤倉神社が圧倒的に多い。
この小さな祠は、岩木山へ登拝できない方のための「遥拝所」なのかもしれないと、勝手に空想。

赤倉岳山頂の鳥居と祠。

赤倉岳山頂から前大倉岳(左)と大倉岳(右)を眺める。
赤倉岳山頂から眺める大倉岳が素晴らしい。
金木町方向(上の写真右手)に下っている稜線がなだらかである。
いつか、あの稜線の道を使って金木町から登ってみたいものだ。

赤倉岳の山頂も大倉岳同様、ほぼ360度見渡せる。
遠望を楽しみながら山頂の道を歩くと、ルートはブナの森の中へと続いている。
赤倉岳の西側は風衝地だが東斜面は気分の良いブナの森になっている。

森の中の平坦な道を進むと、本コース最大の長い急斜面が待っている。
15年前はロープが設置されていたと記憶しているが、今はない。
下りの急斜面で滑落しては大変と、登山道沿いの藪の中を笹につかまりながら下った。
本コースはつづら折れの登山道が多いのだが、ここだけは急斜面に沿ったまっすぐな道になっている。


赤倉岳から続く尾根道も快適。

ブナの木立に囲まれた尾根道。
下りも、ブナの立木に囲まれた尾根歩き。
幅の広い尾根あり痩せ尾根ありで、歩いていて退屈しない。
コースの尾根は、スタート地点からゴールへと、ループ状になっている。
これほどハイキングに適した地形も珍しいのではないかと思うほどである。
天然の回遊路。

本日の行程は、この回遊路を時計回りに回っている。
これが逆回りだと、赤倉岳への長い急斜面の直登で疲れが増すかもしれない。
このコースは時計回りが楽と私は思っている。

さて、緩い傾斜の尾根道をどんどん下っていくと、蓬田口の分岐がある。
分岐の右の道を下りる。
やがて尾根から谷へ下りる、ちょっと急な道になる。
その道を下りれば、平坦な道が駐車場のあるゴールまで続いている。
この平坦地が地殻変動などで盛り上がれば、ループ状の尾根の、内側の谷は、大きな湖になるのでは、などと妄想しながらゴールを目指した。

途中で阿弥陀川(あみだがわ)を徒渉する。
一番下の写真の場面である。
川岸にあるカエデの紅葉が、ちょっと疲れ気味の登山者を出迎えてくれた。

大倉岳山頂からゴールまでの下りは、膝を庇い気味にのんびりあるいたので、2時間ちょっとかかった。

快適な道なので、気分よく歩ける。

柔らかい道なので、膝に衝撃がこない。

阿弥陀川の谷を一周している尾根道。

谷の紅葉もほとんど落葉している。

尾根道もいよいよ終盤。

尾根から谷に下りる。

紅葉したカエデがお出迎え。

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