2017/08/10

世を旅に代搔く小田の行き戻り

私が子どもの頃の津軽地方では、冬の終わり頃のまだ雪が残っているうちに、馬橇(ばそり)で田んぼに「肥やし」を撒いていた。
肥やしとは、稲わらを積んで発酵させた堆肥のことである。

私が育った村では、稲わらを山状に積んだものを、「トヤマ」と呼んでいた。
「トヤマ」の上に残飯を捨てたり糞尿を撒いたり。
そうやって発酵を進めていた。

2017/08/09

夕顔に酔うて顔出す窓の穴

「夕顔」と言えば、源氏物語の「夕顔」
光源氏が外出先で、軒先に青々とした蔓(つる)がかかっている簡素な家を見かける。
その蔓には、白い花が咲いていた。
光源氏にはそれが「おのれひとり笑みの眉開けたる」ように見えた。
 「かの白く咲けるをなむ、夕顔と申しはべる。花の名は人めきて、かうあやしき垣根になむ咲きはべりける」
と護衛の者が光源氏に白い花の名前を教える。

2017/08/08

この記事で1558記事目ということで

「思えば遠くへ来たもんだ」という歌がある。
14歳のころ、鉄道のレールに耳をあてて遠い旅路を夢見ていた少年がいた。
その少年が故郷を離れて、今では女房子ども持ちになっている。
そういう男が、眠れない夜に酒を飲みながら昔のことを思い出す。
夜汽車の汽笛を聞くたびに、少年だったころのことや20歳の失恋したときのことを恋しく思い出すという歌である。
過去をセンチメンタルに思い出しながら、同時に「この先どこまでゆくのやら」と、未来をも「望郷」している。
ひょっとしたら歌詞に表れていない架空の未来から、今現在を思い出している歌なのかもしれない。

2017/08/07

傘のイラストの需要が多いのは、身近で単純なわかりやすい形だから

傘のイラスト。「CorelDRAW X8」で傘のイラストを描いた。
簡単に描いても、すぐに傘だとわかる。
それだけ傘のイラストは多くの人に親しまれている。
多くの人から親しまれているイラストは、需要も多い。
単純な形の傘のイラストが、様々な媒体で活躍しているのはご承知の通りである。

2017/08/06

2017年青森ねぶた見物

題名「源頼光・足柄山中に公時と出会う」/団体名:サンロード青森/製作者:千葉 作龍。
本日8月6日は、青森ねぶた夜間運行の最終日。
愛犬の散歩がてら、ぶらぶら歩いてねぶた見物に出かけた。

2017/08/05

「CorelDRAW」の「らせんツール」を使って蚊取り線香のイラストを描いた

蚊取り線香のイラスト。 「CorelDRAW X8」のツールボックスには、旋回状のものを描くツールがふたつある。
前回「夏を涼しく」のロゴ作りに使った「旋回ツール」と今回使った「らせんツール」である。
「旋回ツール」はオブジェクトを旋回させて変形させるツール。
「らせんツール」は螺旋そのものを描くツールで、蚊取り線香を描くのにピッタリのツールである。

2017/08/04

アメリカセンダングサを追い払ったニホンハッカ

側溝に群生しているニホンハッカ。
愛犬の散歩でよく通る道がある。
その道の側溝でニホンハッカが群生していた。
この道を十年間(愛犬の年齢が十歳)散歩している。
でも、この側溝でニホンハッカの群生を見たのは初めてではないだろうか。

2017/08/03

処女作

学生時代の友人に小説家志望の男がいた。
1970年代の頃は、まわりにそんな学生が多かったような気がする。
「これが俺の処女小説だ、読んでみてくれ。」
彼はそういって、数枚の原稿用紙を私に手渡した。

2017/08/02

物忘れから出る老人の虚言癖

久しぶりに同年代の知人が訪ねてきて、いろいろと歓談した。
暮らしていた地域は違うのだが、子供の頃の話で盛り上がった。
彼女も、津軽地方の似たような田舎出身なので共通の話題はいくらでもあるのだ。

2017/08/01

水取りや氷の僧の沓の音

お水取りは、奈良の東大寺二月堂で行われる「修二会(しゅにえ)」という法行の一部とのこと。
二月堂の前の閼伽井屋(あかいや)にある若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が「お水取り」。
江戸時代では、厳寒の旧暦二月一日から行われていたという。

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