2022/06/26

豊島与志雄の短篇「沼のほとりー近代説話ー」読書メモ

「沼のほとり」は、河出文庫「日本怪談集」に収録。

傍題の「近代説話」とは、戦後、豊島与志雄が次々と発表した小説につけたサブタイトル。
自身の小説を「説話」風にシリーズ化したものと思われる。

2022/06/22

散歩中のカラスの攻撃

石敷きのスロープを上がって、右手が木立に囲まれた築山。

公園の築山

朝夕の散歩で出かける公園に、遊歩道から1.5mぐらい高い小さな築山(つきやま)がある。
手前のスロープの落差を合わせると、2.5mぐらいの高低差だ。

その小さな山は、森の中のように背の高い木立に囲まれている。
短い距離だが、やわらかい土を踏んで歩ける気分の良い場所になっている。

2022/06/19

カルロ・ドッスィの短篇小説「魔術師」を読んだ雑感

「魔術師」が収録されている「19世紀イタリア怪奇幻想短編集(橋本勝雄 編・訳)」光文社文庫。

カルロ・ドッスィの短篇小説「魔術師」を読んで、「死恐怖症」という病気があることをはじめて知った。
高所恐怖症とか閉所恐怖症とか対人恐怖症とか。
それらの症状については、ある程度知っていたが、死恐怖症という深刻な病が存在することは、「魔術師」を読むまで知らなかった。

2022/06/17

深沢七郎の中編小説「絢爛の椅子」を読んだ感想

深沢七郎著「絢爛の椅子」

特徴

この小説には、ところどころに「・・・のである。」とか「・・・のだ。」とか「・・・った。」とかの語尾で閉じられる文が、畳みかけるように繰り返される箇所がある。
それが、文章の特徴となっている。

その箇所は、主人公の独白体なのだが、くどいように同一語尾が連続する文が、主人公の思い付きの性急さや混乱ぶりをよく表していると思う。

2022/06/10

草取りの後にマスクを外したら、マスクにマダニが食いついていた

背の高い草におおわれて、スギナが伸びない。


午後から、事務所の裏の草取りを敢行。
上の写真のように、背の高い草がゆく手を阻んでいるから、「草取りを敢行」なのだ。
そういう気分でないと、とてもこの草やぶを除去できない。

蜂飼耳の小説「ほたるいかに触る」を読んだ

蜂飼耳氏略歴。
 

叔父が死んだ。
という書き出しではじまる短い小説「ほたるいかに触る」を読んだ。
作者は蜂飼耳(はちかい みみ)。

死んだ叔父は、ほたるいかの町のそばに住んでいた、と書かれてある。
ほたるいかと言えば、北陸のあの町だろうか。

2022/06/08

伊藤人誉(いとう ひとよ)の短篇「穴の底」を読んだ感想

伊藤人誉著「穴の底」が収録されている「名短編ほりだしもの」。


穴の底に転落する

ちくま文庫の「名短編ほりだしもの」を、ときどき読んでいる。
その短編集のなかに「穴の底」という短い物語がある。
著者は、伊藤人誉(いとう ひとよ)という作家。

2022/06/05

七里長浜の砂地に群生していたハマヒルガオの花

高山稲荷神社裏の七里長浜。

高山稲荷神社裏の海岸を散歩していたら、淡いピンク色の花の群生が目に入った。
七里長浜と呼ばれている海岸の砂地のところどころに、海辺の花であるハマヒルガオの群生が点在している。

「千本鳥居」の高山稲荷神社がちょっとした観光ブーム

素材を木材から硬質塩化ビニール材にリニューアルした「千本鳥居」。

青森市は冷涼なヤマセ雲。
暗く重い雲がのしかかっていて肌寒い。
津軽半島の上空をにらみながら、空の明るい所へとクルマを走らせた。
西の方が晴れてるっぽいので津軽山地の脊梁を越えて、日本海をめざした。
青空に導かれて、つがる市の旧車力村にある高山稲荷神社に到着。

2022/06/01

上林暁の「薔薇盗人」を読んだ感想


上林暁「聖ヨハネ病院にて・大懺悔」(講談社文芸文庫)の「薔薇盗人」のページ。


「山に埋もれたる人生ある事」

八年ぐらい前に読んだ上林暁の掌編小説「薔薇盗人」を、また読んでみた。
再読しながら、この短い物語をどう読んだらいいのだろうと考えていたら、柳田国男の「山の人生」のなかにある「山に埋もれたる人生ある事」が思い浮かんだ。

2022/05/21

プラグインを更新したらWordPressサイトの管理画面にアクセスできなくなった

エラーメッセージ。

WordPressサイトの管理画面にアクセスできなくなった

記事を投稿するために、私が運営しているWordPressサイトの管理画面(ダッシュボード)を開こうとした。

2022/05/18

近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ

シロチドリ(「コピペできる無料イラスト素材展・鳥イラスト素材集」より)

都営住宅の4階の部屋から王子駅まで、彼のゆっくり歩きでは30分ぐらいかかる。
王子駅から東京駅までは、JR京浜東北線・快速を利用した。
東京駅から葛西臨海公園まではJR武蔵野線に乗った。

2022/05/03

谷地温泉から八甲田で随一の俊峰である高田大岳へ

ゆるい傾斜のブナの森を登る。

北八甲田連峰の各ピークは、ほとんどが円錐状の山容である。
なかでも高田大岳は、南北八甲田連峰のなかで随一の俊峰を誇っている。
美しいコニーデ。
テレマークスキーには、急峻で厳しいお山。

2022/04/24

松前藩の参勤交代の謎と祭神マーシー号の謎、その答えを知っている「土手山のケヤキ」

土手山神社の境内に立っている「土手山のケヤキ」。左側の赤い祠に「マーシー号」が祭られている。

大ケヤキ

国道4号線は、七戸町方面から十和田市街地に向かう途中で、左に折れて五戸町方向へ進む。
この分岐を左折せずに直進すると、分岐点から道は県道10号線になる。

北八甲田・雛岳の素晴らしい急斜面

ブナ林の向こうに雛岳が頭を出している。空は薄曇り。

北八甲田の箒場(標高約606m)から、雛岳(標高約1240m)の北東の尾根を登った。
食堂の裏からスタートして、雛岳山頂をめざす直登コース。
スキーヤーにポピュラーなコースだ。

2022/04/12

サンシュユの花を見て「自動詞」と「他動詞」について考えてみた

サンシュユの花(1)

このブログにサンシュユの開花の写真を載せた直近の記事は、2015年4月9日公開のもの。
2015年は、愛犬リリーが、まだ元気だった。
新型コロナ感染症もなかった。
ロシアによるウクライナへの大規模な侵略戦争も、今みたいな形では始まっていなかった。

2022/04/09

なだらかな稜線をたどって南八甲田・横岳山頂へ

国道394号線に向って伸びている尾根を、城ヶ倉大橋の駐車場から登る。

早朝の6時ごろから、青森市内はピーカンだった。
観天望気では、朝ピカ(朝ピッカリ・朝焼け)は悪天の兆しとされているが、今日は終日快晴に恵まれた。

2022/04/03

津軽半島の知る人ぞ知る名所?「松陰くぐり」を抜けて三厩洞門群へ思いを馳せた

「松陰くぐり」を北側から南側へ抜けた(黄色い矢印線)。右側住宅の敷地(私有地)を通らせてもらって公道に出た。

今別町発行の「今別町観光ガイド」のパンフレットには、「おすすめスポット」として「松陰くぐり」の案内記事がある。

青森市六枚橋の「昇龍の松」

国道280号線沿いにあるクロマツの巨木。

陸奥湾沿いの国道280号線(旧松前街道)を北に向かって走り、六枚橋川を越える。
橋を渡ると、すぐ右手(海側)に大きなクロマツが屈曲して生えている姿が目につく。
「昇龍の松」と呼ばれている「青森市指定文化財(天然記念物)」のクロマツである。

2022/04/02

左脚のご機嫌をうかがいながら北八甲田大岳参り

スタート地点。左手の建物は酸ヶ湯温泉の旅館。画面中央の山が大岳(1523m)。

滝沢山地の雪どけが進んで、スキーで歩ける場所が無くなってきた。
もっと行きたい峰々があったのだが、脚を痛めている間に季節は過ぎてしまった。

2022/04/01

サンシュユの蕾の色はウクライナカラー

2月28日のサンシュユの冬の花芽。しっかりと総苞片に守られている。

青森市内はこのところ温かい日が続いている。
そろそろだなと思って平和公園へ行くと、サンシュユの総苞片が開き始めていた。
黄色い蕾が顔を出している。
「お、ウクライナカラーだな」と思った。

2022/03/27

夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろやに秋風ぞ吹く

「国立国会図書館デジタルコレクション」より。


高校生の頃、小倉百人一首に親しんでいた時期があった。

小倉百人一首は、藤原定家が選んだとされている秀歌撰のこと。
藤原定家は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した歌人である。

藤原定家が京都の小倉山の山荘で、百人の歌人の和歌をひとり一首ずつ選んだものが、「小倉百人一首」の原型になったと言われている。

2022/03/18

スマホの登山用GPSアプリ「ジオグラフィカ」を大毛無山南尾根で試運転

行程イメージ図。

大毛無山南尾根S尾根へ

2月19日の409峰スキーハイキング以来、仕事が混んで山へは出かけられなかった。
仕事が一区切りついて、天気もよいので、平日ではあるが「今日こそ滝沢で山スキー」と滝沢へでかけた。
私が来ていない間に、滝沢の山は積雪が減ってしまっていた。
特に、南側に面した斜面の雪どけが進んでいる。
南尾根を歩いてそう実感した。
今日が、スキーでのラスト南尾根となりそうだ。

2022/03/14

プーチン大統領とロシア国民の「相関関係」について考えたこと

P氏

BBCやCNN

毎日、BBCワールドニュースやCNNインターナショナルの同時通訳放送をテレビで見ている。
これらのニュースによると、プーチン政権下にあるロシア軍は、ウクライナの民間人を攻撃の的にしているという。

2022/02/19

左脚の肉離れリハビリ第二弾は滝沢山地の409峰へスキーハイキング

行程イメージ図。


左脚のふくらはぎが肉離れを起こしてから約一ヶ月半が過ぎた。
先週はモヤヒルズでリハビリのためのスキートレーニングを無事に終えることができた。
そろそろ軽い山行も良いのでは。

2022/02/11

肉離れを発症したふくらはぎのリハビリのため、休業中のモヤヒルズで山スキー

発症後37日目、「肉離れ」が発症した左脚のふくらはぎが太くなっている。

雪かき中に肉離れ

1月4日に雪かきをしていたら、左脚のふくらはぎが肉離れ(筋肉の部分断裂)を発症。