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  雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

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大腸の中は、身体の外側?

大腸内視鏡検査を何回か受けて、気がついたことがある。 大腸内視鏡は、腹腔鏡手術と違って体を切開することなくカメラを大腸内に入れることが出来る。 人体にあいている肛門と言う穴から、スムーズにカメラを挿入できるのだ。 外の世界のものが、たいした障害物もなく、そのま...

2015/12/09

笑いの仙人の秘術、笑いの“三年殺し”

「この方はね、笑いの仙人なのよ。」 旅先で入った居酒屋の、50歳を越えたぐらいの女将が、私のグラスにビールを注ぎながら、雑談のついでにそう言った。 紹介された老人は、「どうも」と私に笑顔を向けた。 その辺にいるごく普通の老人だった。 髪も長くないし、白髭もはやしていな...

2015/12/08
公園の可愛い雪囲い

公園の可愛い雪囲い

すわっている子ども(側面)。 青森市の平和公園の両側(東西)に 「遊歩道緑地」という細長い公園がある。 この公園が細長いのは、旧国鉄時代の東北本線の線路跡地であるから。 青森市内での東北本線のルート変更に伴って、空地となった線路跡に出来た公園なのである。 平和公園...

2015/12/07
雪が積もってもまだ咲いているミヤコグサ

雪が積もってもまだ咲いているミヤコグサ

【うっすらと雪が積もった新中央埠頭南側の小山】 犬の散歩に青森港新中央埠頭へ。 もしやと思って、ミヤコグサが咲いていた傾斜地をのぞくと、なんと、まだ黄色い花が開いている。 以前の記事で 「雪が降るまで咲いているのかミヤコグサ」 と書いたが、それが本当のことにな...

2015/12/06

内視鏡による大腸ポリープ切除手術後の大腸穿孔に注意

横行結腸の平坦型ポリープと、直腸の隆起型ポリープの、大腸内視鏡による切除手術 を受けてから、今日で5日目。 腹部の痛みも無く、便に血が混じっている様子も見られない。 とりあえず、術後は順調である。 大腸内視鏡検査とほとんど同じような方法で、大腸がんやがんの恐れのある...

2015/12/05

横行結腸の平坦ポリープと直腸の隆起型ポリープを大腸内視鏡で切除

今年の3月の大腸内視鏡検査 で見つかった切除候補ポリープを、昨日の午後に、専門医に切除してもらった。 今回は、一泊二日の入院を要する内視鏡手術。 今日の朝のレントゲン検査と血液検査で、出血や大腸壁の穿孔が見当たらないことを確認して、朝食を摂り、今日午前の退院となった。 ...

2015/12/01
青森市平和公園の池にマガモのつがいがやってきた

青森市平和公園の池にマガモのつがいがやってきた

マガモ。 白鳥の飛ぶ姿が空に見られるこの頃、マガモのつがいが平和公園の池にやってきた。 マガモは冬鳥。 北方からやってきて、池で休憩しているのか、ここを冬の住み処にするのか。 この池は、岸に草むらが無いから、鴨にとってはあまり快適ではないだろう。 食べ物は、水草...

2015/11/29
丸く膨らんだサンシュユの花芽

丸く膨らんだサンシュユの花芽

サンシュユの花芽(丸い形)と葉芽(細く先のとがったもの)。 青森市内にある 平和公園のサンシュユがすっかり葉を落とした 。 葉が無くなると、写真で明らかなように、膨らんだ花芽が目立ってくる。 サンシュユの花芽は、褐色の総苞片に守られて、今は静かに眠っている状態である。...

2015/11/29

なぜ「古池や」なのか、「古池」とは何か?

「古池や蛙飛びこむ水の音」 の句の仕上がりについては、下記の逸話がある。 芭蕉は、先に「蛙飛びこむ水の音」という中七と下五の部分を作っていた。 そして、上五を何にしようと思い悩んだ。 貞亨3年の春に、江戸深川村の芭蕉庵で開かれた句合(くあわせ)でのことである。 松尾芭蕉...

2015/11/28

なぜ芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」という句が面白いのか

松尾芭蕉の有名な句 「古池や蛙飛びこむ水の音」 は、「俳句」の代名詞のように言われている。 「俳句」に興味の無い方でもこの句は知っている。 というほど、世間に広く知られている。 私もこの句の淡々とした雰囲気が好きなのだが。 この句のどこが、そんなに優れているのか。 と...

2015/11/27
サンシュユのえんじ色の落葉

サンシュユのえんじ色の落葉

公園のサンシュユ。 春にはこの公園で 真っ先に黄色い花を咲かせるサンシュユ 。 そのサンシュユの紅葉もとうとう終わった。 渋いえんじ色の落葉が、サンシュユの木の根元を埋めている。 落葉になっても、なかなか色が抜けないところが、桜の落葉を思わせる。 だが、サンシュユ...

2015/11/25
一見何でもないブログ記事にアクセスが集中した

一見何でもないブログ記事にアクセスが集中した

Bloggerの簡易アクセス解析の画面。 このブログの簡易アクセス解析については以前書いたことがある。 今日、何気なくその「統計」のページを覗いたら、あるページに大量のアクセスがあったことが表示されていた。 Bloggerの「統計」は、このブログのページ...

2015/11/25

人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)する

「人口に膾炙する」とは、主に文学作品が広く世間に知れ渡り、もてはやされることの意とか。 「人口(じんこう)」とは、うわさ話などをする人の口のこと。 「膾炙(かいしゃ)」とは、膾 (なます:肉を細かくきざんだもの) と炙 (あぶりにく) のこと。 膾 (なます) と...

2015/11/24

梅が香にのつと日の出る山路哉

私の主観的な推測によれば、 前回書いたテンプレート は、この句にもあてはまる。 そのテンプレートとは「季節(季語)+天+地」のこと。 「梅が香」→季節(季語) 「天」→「日」 「地」→「山路」 梅が香にのつと日の出る山路哉 松尾芭蕉 芭蕉51歳のときの作。 前...

2015/11/23
雪が降るまで咲いているのかミヤコグサ

雪が降るまで咲いているのかミヤコグサ

枯芝に混じって、緑鮮やかなミヤコグサ。 青森港新中央埠頭へ散歩に出かけたら、ミヤコグサがまだ咲いていた。 公園の小山の西斜面に群生している。 一面の枯芝に混じって、ミヤコグサの緑色だけが色鮮やか。 その緑色の葉のなかに、鮮やかな黄色の花がまだ花盛り。 ミヤ...

2015/11/22

六月や峰に雲置く嵐山

亡くなる四ヶ月前の句 松尾芭蕉は、元禄七年の初冬に五十一歳で他界。 亡くなる四ヶ月ぐらい前の夏に、次の句を作っている。 六月や峰に雲置く嵐山 松尾芭蕉 この句の前書きに「嵯峨」とある。 京都の門人、向井去来(むかいきょらい)が営む落柿舎(らくししゃ)での作と...

2015/11/21

芭蕉の個別の発句を独断的に関連付けてみる試み

「蛙飛び込む水の音」の上五を「古池や」にしようと思ったとき、芭蕉はどんな池をイメージしていたのだろう。 「古池や蛙飛び込む水の音」 の句は芭蕉43歳のときの作とされている。 同じ43歳のとき、 「よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな」 という気になる句を作っている。 この...

2015/11/20

反対の反対は賛成か?「荒海や佐渡に横たふ天の河」

子どもの頃、賛成か反対かという意見を求められて、「反対・・・の反対」とふざけて答えた経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。 「反対の反対」は、子どもにとっての言葉遊び。 まわりの子ども達が「賛成」を表明するなかで、あえて「反対」を唱える心地よさ。 突然「反対...

2015/11/19
卒業写真の老人

卒業写真の老人

「卒業写真」は、荒井由実(現・松任谷由実)さんの代表的なヒット曲のひとつ。 この歌は、当の松任谷由美さんが歌うよりも、山本潤子さんの歌の方が好きという方もいらっしゃるようで。 ま、好きずきってことですね。 それはさておき、その歌詞に下記のような一節がある。 「町でみか...

2015/11/17

埋火や壁には客の影法師

芭蕉は「おくのほそ道」の旅を終えてから、京都、大津、伊賀上野などで暮らし、48歳の初冬に、江戸深川にもどってくる。 年が明けて、元禄5年、49歳の5月に「第三次芭蕉庵」が完成。 この草庵で、51歳の初夏に、帰郷のために江戸を離れるまでの2年間を暮らしたとされている。 ...

2015/11/17

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