箒場から高田大岳北面ルンゼ右尾根1231mまで偵察 今日のトラック。ジオグラフィカより。 きのう降雪があった八甲田山。 噂によると、深さ15センチほどのパウダーだったとか。 青森市内もずいぶんと冷え込んだ。 そして今日は、晴天を約束された日。 高田大岳北面の偵察に出かけた。 この時期の、一日置いた新雪はスキーが滑らない。 板に突っ... 2023/04/10
トップの金具が壊れたコーラのクライミングスキンをヒモで固定した タガメの前腕状態になってしまったクライミングスキントップの金具に靴ヒモを結びつけた。 クライミングスキンとは クライミングスキンは、スキースキンとかスキーシールとかシールとかの別名でも呼ばれているスキー登高のための用具のこと。 帯状になっていて、裏面には再剥離・再接着の糊がついて... 2023/04/07
酸ヶ湯→酸ヶ湯沢左岸→酸ヶ湯沢源頭部→大岳時計回り→標高1480m地点まで ジオグラフィカのトラック。 酸ヶ湯沢スキールート 寝不足気味で体調がいまいちだったが、新スキールート開拓(私なりに)と、 「ヒモ式ウォークモード」 を試したかったので酸ヶ湯から大岳をめざした。 晴天無風。 酸ヶ湯沢は地獄湯ノ沢よりも硫化水素臭が強いと感じた。 沢沿いには、アオモリ... 2023/04/02
ヒモを使ってテレマークスキービンディング「エンツォR」をウォークモードにした ヒモで、ヒールレバーとヒールチューブアッセンブリーを一緒に縛る。 スプリングフリーのウォークモード 「エンツォR」のワイヤーピポットの位置を最前にしたら 、ほかの位置よりは歩きやすくなったものの、前回の 南八甲田連峰・横岳のスキーハイキング では、登りでかなり脚が疲労した。 やっ... 2023/04/01
内田百閒の小説「旅順入城式」を読んだ感想 203高地(パブリックドメイン)。 読み応えのある小説 内田百閒の「旅順入城式」を読んだ。 小説の題名になっている「旅順入城式」とは、日露戦争で日本軍が旅順の要塞を占領した際の歩兵の「入城」行進を示していると思われる。 旅順攻略で日本軍は、遼東半島南部(旅順・大連)の租借権を... 2023/03/28
七沢大橋→七沢右岸尾根→逆川岳山頂→横岳山頂→七沢左岸尾根→七沢大橋(横岳の七沢を周遊) ジオグラフィカのトラック。 やっと仕事に区切りがついて山へ行けるようになった。 だが滝沢山地は雪解けが進んでいるのでスキーは無理。 そこで、これからは八甲田だと決めて、まずは手始めに逆川岳(標高1183.6m)経由で横岳(標高1339.6m)に登った。 国道394号線の「ななさわ... 2023/03/25
内田百閒の短篇小説「件」を読んだ 丹後倉橋山の件を描いた天保7年の文献(パブリック・ドメイン) 哀愁物語 ネットで、面白いという評判が高かったので、内田百閒の「件(くだん)」という短編小説を読んだ。 ネットでは「滑稽な物語である」という感想もあったが、私が読んだ限りではこの話を滑稽だとは思わなかった。 「盲目で意... 2023/03/23
内田百閒の幻想小説「遊就館」を読んだ感想 千代田区九段北、靖国神社敷地内にある遊就館。 遊就館とは 「遊就館(ゆうしゅうかん)」という館は、内田百閒の創作上のものかと思ったが、そうではなかった。 「遊就館」は、靖国神社の境内のなかに実在する展示館だった。 初代の「遊就館」は、1881年に、国防思想の普及のため、旧日本陸海... 2023/03/20
内田百閒の短篇小説「とほぼえ」を読んだ感想 ちくま文庫「名短篇、さらにあり」収録の内田百閒著「とほぼえ」のページ。 内田百閒の「とほぼえ」は、一幕物の芝居のような小説だった。 一幕一場の演劇。 はたしてこの芝居は、恐怖劇なのか喜劇なのか。 舞台は夜の氷屋の店内。 裸電球が灯ってはいるものの、影が多くて店内は薄暗い。 はじめ... 2023/03/18
吉田健一の短編小説「化けもの屋敷」を読んだ感想 河出文庫「奇妙な物語・怪談集」収録 吉田健一「化けもの屋敷」のページ。 化けもの屋敷ではない 「化けもの屋敷」とは、その屋敷(家)の異様さを表す言葉である。 「ものの怪」とか「化けもの」とか「幽霊」とか呼ばれている人間ではないものが住みついた家を指して言う場合が多い。 この小説に... 2023/03/16