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  雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

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十三湖北岸の中世宗教遺跡「山王坊遺跡」を見物

十三湖北岸の中世宗教遺跡「山王坊遺跡」を見物

【シンボルとして近年建立された「山王鳥居」】 「道の駅十三湖高原」方面から国道339号線を小泊へ向かって走っていると、右手に上の写真の鳥居が現れる。 赤い鳥居は、かなり手前からでもよく目立っている。 山王坊川にかかっている山王坊橋を越えたところに道路案内標識が建...

2018/07/15
川風や薄柿着たる夕涼み

川風や薄柿着たる夕涼み

【都林泉名勝図会(文:秋里籬島 挿絵:佐久間草偃、西村中和、奥文鳴)四条河原 国文学研究資料館様ホームページより転載】 江戸時代に京都四条の河原(鴨川)では、陰暦の六月七日から六月十八日の十二日間、「夕涼み」が行われていた。 京都盆地は、冬は底冷えがして酷く寒...

2018/07/15
世の人の見付けぬ花や軒の栗

世の人の見付けぬ花や軒の栗

【里山の栗の花】 この時期の青森市近辺の里山では、栗の花が満開である。 山沿いの道をクルマで走る。 すると、あちこちの山の麓で、白く細長い栗の花が風に揺れているのが見える。 夏の濃い緑に、白っぽい花はよく目立つ。 花が咲いて初めて栗の木の存在がわかる...

2018/07/09
芦野公園に展示されている旧津軽森林鉄道の酒井C-19形5屯機関車

芦野公園に展示されている旧津軽森林鉄道の酒井C-19形5屯機関車

【酒井C-19形5屯機関車。 】 芦野公園西側エリア の西端に建っている「五所川原市金木歴史民俗資料館」は休館中だった。 定休日による休館ではなくて、開館する予定は当分無いという休館状態。 「金木歴史民俗資料館」には、、芦野七夕野遺跡などの出土土器を展示する「考...

2018/07/08
赤い実が色鮮やかなエゾニワトコ

赤い実が色鮮やかなエゾニワトコ

【鮮やかな赤い実が密集。】 芦野公園西側エリア の、沼の岸で見つけた赤い実の灌木。 樹高は、2.5~3メートル。 幹は、直径3~4センチぐらいで細い。 この鮮やかな赤い実をどっかで見たことがあるなあと、記憶を探ったが思い出せない。 山でよく見かけるガマズミに...

2018/07/08
芦野公園にある静かなマイナーエリア「ふれあい広場」周辺

芦野公園にある静かなマイナーエリア「ふれあい広場」周辺

【芦野公園案内図の看板を部分拡大。】 この頃よく訪れている五所川原市金木町にある 芦野公園 。 この公園は、国道339号線で東側と西側に二分されている。 東側は、芦野湖(藤枝溜池)や津軽鉄道の駅のある賑やかなエリア。 さくら祭りの頃は大賑わい。 お花見の時期...

2018/07/08

夕べにも朝にもつかず瓜の花

若い頃は、実によく眠った。 朝でも昼でも夜でも。 ほんとうによく眠れたものだった。 眠りすぎて人生を棒に振った、と私に話した人がいた。 人生は野球ボールか、と私は思った。 そういう私もよく眠ったものだった。 休日の昼食後、眠気におそわれて、こんこんと眠る。 目が...

2018/07/07
秣負う人を枝折の夏野哉

秣負う人を枝折の夏野哉

【与謝蕪村筆の「奥之細道・上巻」。国立国会図書館デジタルコレクションサイトより転載。】 「おくのほそ道」の旅で芭蕉一行(芭蕉と曾良)は、黒羽(くろばね:現栃木県大田原市)へ行く近道として広い那須野(なすの)を野越(のごえ)しようとする。 このとき野中で出会った草...

2018/07/06

乾鮭も空也の痩せも寒の中

「乾鮭(からざけ)」といえば、明治時代の洋画家高橋由一の「鮭」の絵を思い浮かべる。 学校の美術の教科書に載っていた、誰もが知っているあの絵である。 口からエラに通した荒縄で吊るされ、半身が切り開かれた写実的な絵。 芭蕉の句に出てくる江戸時代の「乾鮭」は、鮭 の腹をきり裂い...

2018/07/04

木啄も庵は破らず夏木立

芭蕉は「おくのほそ道」の旅の途上、四月五日、那須黒羽(くろばね:現栃木県大田原市)にある雲厳寺(うんがんじ)を見物した。 雲巌寺は、禅宗の日本四大道場のひとつ。 他の三寺は、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺とされている。 「芭蕉年譜大成(著:今榮藏)」によれば、...

2018/07/02

霜の後撫子咲ける火桶哉

江戸時代には、家の中の調度品に、蒔絵 ※ (まきえ)が施されたものがあったという。 【蒔絵とは、漆で文様を描き、金や銀、色粉などを付着させて絵柄を描いたもの】 以前記事にした 「人も見ぬ春や鏡の裏の梅」 。 これは、鏡の裏に描かれてある梅の文様を題材にした芭蕉の句。 そ...

2018/07/01

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