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2012/12/25
紅葉した桜の葉の輪郭切り抜き写真(ダウンロードフリー)
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紅葉した桜の葉。 |
こういう写真は、輪郭切り抜き写真とも、輪郭切り取り写真とも、輪郭カット写真とも呼ばれている。
被写体の輪郭を切り抜いた写真は、webでは装飾とかワンポイントに使えるので便利だ。
イラストとは違った味わいがあるので面白い。
切り抜きに使ったソフトは、Adobe® のPhotoshop®という有料の画像加工ソフト。
画像切り抜きソフトは、いろいろなフリーソフト(無料)が出回っているようだが、Photoshop®は仕事で使い慣れているので、手軽にできる。
上の画像はPNG(ピング)というファイル形式で保存されている。
PNGは夢の画像形式と言われ、「 GIF に取って代わる次世代の標準フォーマット」とも言われ、普及は確実と言われて久しい。
PNGは夢の画像形式と言われ、「 GIF に取って代わる次世代の標準フォーマット」とも言われ、普及は確実と言われて久しい。
PNGは、背景が透明に出来るので、webにはなじみやすい。
もちろんGIFも背景の透過は可能だが、私はPNGの方が仕上がりがきれいだと思っている。
好みは人様々なので、これは私の個人的な意見に過ぎないのだが。
この桜の輪郭切り抜き写真は、ダウンロードフリー。
お気に入りの方がいらっしゃれば、ダウンロードして、webでお使い下さい。
ウェブサイトのリンクボタンやスイッチボタンに使えるかも知れません。
写真をクリックして拡大すると、切り抜きの仕上がり具合がよくわかる。
今回は、急ぎ仕事だったので、拡大すると粗が目立つようだ。
写真をクリックして拡大すると、切り抜きの仕上がり具合がよくわかる。
今回は、急ぎ仕事だったので、拡大すると粗が目立つようだ。
2012/12/16
公園の、雪囲いされないイロハモミジ
池の中島のイロハモミジ。 |
右の写真は、数日前に撮ったもの。
このとき積もった雪は、今はすっかり融けてしまっている。
カラーで撮ったものだが、ご覧の通り、モノクロームの世界となっている。
写真の枝ぶりの良い木は、公園の池の中島に立っているイロハモミジ。
枝にボリュームがあるので、新緑も紅葉も見事な木である。
どこかの庭園に立っていても、他の庭園樹と見劣りしない姿の良さだと私は思っている。
庭園に関しては全く素人なので、そんなに良い姿では無いかも知れないが・・・。
細い枝の密度が濃いので、雪の積もり方もそれに合わせてボリュームたっぷりだ。
まだ冬の入口なので、この程度の積雪で済んでいるが、本格的な時期になれば、このイロハモミジの枝に、重みたっぷりの雪が押しかかることになるだろう。
それなのに、積雪の重みからの枝折れを防ぐ棒材の突っ張りが施されていない。
去年も一昨年もけっこうな積雪があったのに、この木は、枝が折れたような形跡が無い。
こんな無防備な状態で枝が折れないとは、イロハモミジの枝はよっぽど丈夫なのだろう。
そう思ってネットで調べてみたら、そうではなかった。
イロハモミジの枝はもろくて折れやすいとある。
だが、「枝先をよく伸長してシュートを形成しやすい。」ともある。
であるから、写真のイロハモミジは冬場ノーガードでも、こんなにボリュームがあるのだろう。
庭園樹の姿の良さは、枝のボリュームで決まるわけではないだろうが、この写真の木はこんもりとした味のある木だと思っている。
公園の、雪囲いされないイロハモミジの、野性味を帯びた姿だ。
2012/12/15
公園の遊具の雪囲い
遊具の雪囲い。 |
ブルーシートに包まれて、黒と黄色のトラロープでグルグル巻きにされた姿はどことなく異様である。
2012/12/14
2012/12/10
植木の雪囲いに雪が積もる
三角囲い? |
「植栽のいろいろな雪囲いの仕方」や「植え込みの雪囲いの方法」に登場した雪囲いの上にちょっと雪が積もった。
雪が降ると雪囲いは、植栽を守る造作としての存在感を増しているように見える。
雪に埋もれる前の「雪囲い集落」のオンパレードのようだ。
雪囲いの様々な方法が、様々な家屋に見えてくる。
写真のほとんどは、落葉しない常緑樹であるから、雪の重圧で枝が折れないように、「頭上」の防御に力を入れている。
2012/12/08
青空に映えるナナカマドの赤い実
正午過ぎに海端の公園を散策中、赤い実をたくさん付けたナナカマドの木を見つけた。
この時刻は、青森市内は、まだ青空が広がっていた。
明るい光をたくさん受けて、ナナカマドの赤い実がきれいだ。
「ナナカマド」という木の名は、漢字では「七竈」と書くらしい。
ナナカマドは燃えにくい木で、七度竈に入れても燃え尽きないことから、この木を「ナナカマド」と呼ぶようになったという説は有名である。
また、七日間竈に入れることで極上の炭を得ることができるため「ナナカマド」という名になったという説もある。
どちらも、ナナカマドが非常に燃えにくい木であることを示している。
木も燃えにくいが、赤い実も腐らない。
ナナカマドの葉がまだ緑色しているころから実は赤くなり出して、紅葉が過ぎて、雪が積もる頃になっても、ナナカマドの実は美しい赤のままである。
これは、ナナカマドの実の成分にソルビン酸という物質があって、この物質のおかげで、ナナカマドの実はいつまでも美しい赤を保っていられるのだという。
ナナカマドの実は、緑の葉陰で美しく発色し、紅葉の赤に溶け込み、葉が落ちて実が白い雪を被っても赤く輝いて私たちの目を楽しませてくれる。
雪の降り積もった公園で、青空に映えるナナカマドの赤い実を眺めていると温かい気分になってくる。
写真の木の実の付き方が多いのか少ないのか私には分からないが、ナナカマドの実が多く付く年の冬は大雪だという言い伝えがあるらしい。
今シーズンの冬が大雪であるかどうか・・・それは、そうなってみなければ分からない。
この時刻は、青森市内は、まだ青空が広がっていた。
明るい光をたくさん受けて、ナナカマドの赤い実がきれいだ。
「ナナカマド」という木の名は、漢字では「七竈」と書くらしい。
ナナカマドは燃えにくい木で、七度竈に入れても燃え尽きないことから、この木を「ナナカマド」と呼ぶようになったという説は有名である。
また、七日間竈に入れることで極上の炭を得ることができるため「ナナカマド」という名になったという説もある。
どちらも、ナナカマドが非常に燃えにくい木であることを示している。
木も燃えにくいが、赤い実も腐らない。
ナナカマドの葉がまだ緑色しているころから実は赤くなり出して、紅葉が過ぎて、雪が積もる頃になっても、ナナカマドの実は美しい赤のままである。
これは、ナナカマドの実の成分にソルビン酸という物質があって、この物質のおかげで、ナナカマドの実はいつまでも美しい赤を保っていられるのだという。
ナナカマドの実は、緑の葉陰で美しく発色し、紅葉の赤に溶け込み、葉が落ちて実が白い雪を被っても赤く輝いて私たちの目を楽しませてくれる。
雪の降り積もった公園で、青空に映えるナナカマドの赤い実を眺めていると温かい気分になってくる。
写真の木の実の付き方が多いのか少ないのか私には分からないが、ナナカマドの実が多く付く年の冬は大雪だという言い伝えがあるらしい。
今シーズンの冬が大雪であるかどうか・・・それは、そうなってみなければ分からない。
ナナカマドの実。 |
ナナカマド。
|
2012/12/05
2012/12/04
初冬の公園で色彩が薄らいでいく落ち葉
落ち葉。 |
まだ色彩が残っているが、これからだんだんと黒っぽい褐色の枯れ葉色に変わっていくのだ。
落ち葉の1枚1枚が言葉のように地面に散らばっている。
雄弁な季節が終わって、無言の冬に入るという落ち葉の言葉かも知れない。
じっと下を見て、言葉の葉を探してみたが、ついに見つからなかった。
落ち葉は言葉としての姿を現さない。
ひそひそと言う、落ち葉の言葉に耳を傾けると、「ありがとう」とも聞こえるし「さようなら」とも聞こえる。
どちらも別れの言葉のようだ。
うつむいて何かを言おうとしたら、言葉が落ち葉になってしまった。
色あせた言葉の落ち葉だ。
はらはらと口からこぼれて、あたりが静かになった。
少し黙ってみないか、と落ち葉が言っている。
少し黙って、本当とか嘘とか、そういうものでは無い言葉を探してみないか。
本当とか嘘とか、そういうものは腐る。
私たちは腐るけれど腐らない。
ありのままの言葉は、熟していく。
ありのままの言葉は知性の森を育てる。
ありのままとは難しいね。
いまあるありのまま。
刻々と変わっていくありのまま。
それを映しとるのが言葉だよ。
落ち葉がそう語っている。
万葉の昔から、そう語り続けてでもいるように。
2012年の、初冬の公園で色彩が薄らいでいく落ち葉だ。
2012/11/28
2012/11/27
今年の風邪対策
雪の舞う寒い一日。 |
空がどんよりと重い雲で覆われ、日中でも暗い。
ちょうど去年の今頃は、風邪をうつされて体調が芳しく無かった。
今年こそは風邪をひくまいと思う。
そう思っても、ひいてしまうのが風邪だ。
一ヶ月ほど前から、ある事情で犬の散歩の私の担当が、朝夕の2回になった。
私一人だけで、大型犬の散歩の面倒をみなければならなくなったのだ。
仕事の忙しい時は、これが結構なストレスになる。
夜遅くまで残業して、やっと仕事が片付いても、まだ犬の散歩が残っている。
だが、それをストレスと嫌がっていては、犬がかわいそうだ。
散歩は、犬の大きな楽しみのひとつ。
嫌々散歩に連れ出していたのでは、私と犬の信頼関係にも悪影響だ。
犬の散歩を「風邪対策運動」として取り組む
犬の散歩を「風邪対策運動」として取り組む
そこで犬の散歩を運動と位置づけた。
運動は嫌いではないので、冬の夜のつらい犬の散歩も、楽しむ方向に気分を転換出来る。
ヒトが散歩を楽しまないと、犬も喜んではくれない。
適度な運動の習慣は、風邪のウイルスに対抗出来る強い体づくりに効果的であると言われている。
風邪対策の方法のひとつは、風邪のウイルスに負かされないことだ。
毎日の犬の散歩は、運動であり、風邪対策の体調づくりなのだ。
そう思う事で、犬の散歩にも積極的になり、犬の散歩を運動として意識的に取り組むようにもなった、ような気がする。
特に大腸ポリープを持っている者にとっても運動は重要である。
運動は、大腸ガンの予防法のひとつとして確実性がかなり高いとも言われている。
適度な運動週間のある人ほどガンのリスクが低くなることがあるとか。
本当かどうかわからないけれど、そう意識するだけでも良いんじゃない。
そういうプラス思考が、病気に対抗出来る免疫力を育てると思うから。
結局は気分の問題、プラス思考の出番なのだ。
結局は気分の問題、プラス思考の出番なのだ。
2012/11/26
公園の落ち葉の始末(後片付け)の方法
ケヤキの落ち葉。 |
あの広場一面に降り積もった落ち葉がどうなったかというと、写真の通り。
業者の方々が来て、降り積もった落ち葉を熊手や竹箒で掃き集めて、小さな落ち葉の山をいくつも作って帰った。
それから2〜3日して、また大勢の作業員がやって来て、この落ち葉の山をトラックに積み上げてどこかへ運んだのだった。
高価な雪囲い
がっしり雪囲いされている。 |
池の脇に置かれた、右の写真のベンチが一個だけ、しっかりと雪囲いされていた。
この公園の植え込みの雪囲いよりも立派な「仕様」になっている。
天板と四方が貫板で密に被われている。
そういえば、ここには、あたりに配置されたベンチとは違う雰囲気のベンチがあったっけ。
背もたれとか脚部とか座板の枠がステンレスのパイプで出来ている立派なベンチである。
なぜこの一個だけが立派かと言うと、これは、この公園への「・・・・クラブ」の寄贈であるからだ。
ベンチの立派さは、「・・・・クラブ」の立派さを表している。
この公園では最高の雪囲い。 |
囲われたベンチの正面。 |
「寄贈」と記されたプレート。 |
ステンレスのパイプは錆びてはいないが、このプレートは錆が付き始めている。
ステンレスは一般に錆びにくい材質なのだが、安価で錆びやすいステンレスもあると聞いた事がある。
プレートの日付は平成17年9月?日となっている。
もう7年も経っているので、錆が進んでいるのだろう。
このベンチのパイプの組み方を見ると、凝っているので、相当高価なベンチだとわかる。
高価なベンチには高価な雪囲いが必要なのである。
下の写真は、この公園の付属品のベンチ。
どこにでもある公園のベンチである。
どこの公園でもそうだと思うが、厳冬期も野ざらしのままになるようだ。
夏場、人々の休息をのせてきた腰掛けに、冬は重い雪がどっさりと腰をおろすのだ。
雪を拒んで雪囲いするベンチと、雪を受け入れるベンチ。
夏に感じた違和感は、このことだったのか・・・。
2012/11/25
2012/11/24
植栽のいろいろな雪囲いの仕方
ちょっと前に「植え込みの雪囲いの方法」という記事を書いたことがあった。
そしたら、その記事にかなりのアクセスがあった。
時期的に、庭木の雪囲いに苦労している方が多いのかも知れない。
そこで、青森市にある平和公園のその他の雪囲いについても見る事にした。
雪囲いの仕方は、植栽の種類や高さ、幅などによって様々である。
そしたら、その記事にかなりのアクセスがあった。
時期的に、庭木の雪囲いに苦労している方が多いのかも知れない。
そこで、青森市にある平和公園のその他の雪囲いについても見る事にした。
雪囲いの仕方は、植栽の種類や高さ、幅などによって様々である。
2012/11/21
モミジの紅葉と白い雪
モミジの紅葉に雪が降った。 |
今日の朝は、夜に降った雪が残っていて、街が白く雪化粧したようになっている。
雪の降り方に勢いが無かったので、まだ本格的な冬の雪では無い感じだ。
公園のモミジの紅葉が雪をかぶっていい感じになっていた。
毎年のことだが、赤いモミジの紅葉と白い雪の対比が面白い。
赤と白はお祝いの時に使われる色の組み合わせだ。
紅白幕とか紅白まんじゅうとかがある。
また、紅白2色の組み合わせは、対抗するふたつの勢力の組み分けにも使われる。
紅白戦とか紅白歌合戦とか。
モミジの紅葉は秋の勢力。
白い雪は、冬の勢力。
秋が、最後の抵抗の赤い気焔を上げ、それに対抗して冬が冷たい刃を携えた白兵を静かに送り込んでいる。
日常の風景とは、対決のドラマの「表現」なのかも知れない。
モミジの紅葉と白い雪が、この地方の厳しい冬の到来を告げている。
モミジの紅葉は秋の勢力。
白い雪は、冬の勢力。
秋が、最後の抵抗の赤い気焔を上げ、それに対抗して冬が冷たい刃を携えた白兵を静かに送り込んでいる。
日常の風景とは、対決のドラマの「表現」なのかも知れない。
モミジの紅葉と白い雪が、この地方の厳しい冬の到来を告げている。
2012/11/18
2012/11/17
見頃をむかえたヤマボウシの紅葉
独特の赤さのヤマボウシの紅葉。 |
ヤマボウシの木は、青森市内で街路樹としてよく見かける。
写真は近くの公園の公園樹である。
ヤマボウシの花は6月から7月頃に咲く。
特徴のある花なので、一目でそれとわかる。
果実は9月頃に赤く熟す。
果実を食べると、やわらかくて甘いと本で読んだことがあるが、私の周囲では、ヤマボウシの実を食べたという話を聞かない。
見た感じは美味しそう(?)な姿であると私は思っている。
そう思っていても、なかなか手が出ない。
来年あたり口の中に入れてみよう・・・。
ヤマボウシの実で果実酒を作っているという話は聞いた事があるが、ごちそうになったことは無い。
甘い味の果実らしいから、甘い果実酒ができるのだろう。
でも、ヤマボウシの紅葉の赤は、ちょっと辛口な感じの色合いだ。
渋い大人の赤。
いろいろなモミジの紅葉
イタヤメイゲツの紅葉。 |
右の写真はイタヤメイゲツの紅葉。
イタヤメイゲツとは、コハウチワカエデの別名であるらしい。
写真では、まだ黄色い葉で、黄葉のようだが、徐々に赤みが付いて鮮やかに紅葉する。
メイゲツ(名月)という名前がついているのは、月夜の晩に美しく紅葉が映えるからだろうか。
名月の晩に公園を散歩した事がないから、そういう景色に出会ったことは無い。
下の写真は、ノムラモミジの紅葉。
イロハモミジに負けない鮮やかな赤だ。
ノムラモミジは、春の新緑の頃、深い赤色の葉で登場するという。
ああ、そう言えば、そういう記憶がある。
2012/11/16
トチノキの紅葉(黄葉)
トチノキ。 |
山で葉っぱの大きい木を見つけたら、それはホオノキかトチノキかのどちらか。
ホオノキの葉は、別々の葉が7〜8枚、輪状に生えていてその葉の柄が一カ所に集まっているという形。
トチノキの葉は、漫画に出てくる天狗の「葉うちわ」のような形。
トチノキの葉は、もともと1枚の葉が、小さく別れたものらしい。
カエデの葉の切り込みが、ずっと深いものをイメージするとわかりやすい。
だからトチノキの葉は、葉っぱ自体の根元がつながっている。
それとトチノキの葉っぱにはギザギザがある。
トチノキは、八甲田山ではブナ林のなかでよく見かける木である。
また、谷間のサワグルミの林のなかでも見かけたりする。
トチノキの黄葉を「ただの枯れ葉みたいだ。」と言った知人がいたが、よく見ると鮮やかな黄葉である。
緑の葉が、縁から黄色に変わっていく様子が面白い。
その黄色が橙色に変化していく。
公園のトチノキは、毎年コロンとしたトチの実を地面に落とすのだが、今年はその可愛い姿を見かけない。
犬を散歩して知り合ったお婆さんに尋ねると、今年はトチの実が成らなかったようだ。
そのお婆さんは、毎年、トチの実を拾って「トチミズ」を作っていたのだが、今年は一個も拾わなかったということだ。
噂には聞いていたが、やはり今年は木の実が不作のようだ。
実もつけずに、紅葉だけが目映いトチノキの黄葉。
ホオノキの葉は、別々の葉が7〜8枚、輪状に生えていてその葉の柄が一カ所に集まっているという形。
トチノキの葉は、漫画に出てくる天狗の「葉うちわ」のような形。
トチノキの葉は、もともと1枚の葉が、小さく別れたものらしい。
カエデの葉の切り込みが、ずっと深いものをイメージするとわかりやすい。
だからトチノキの葉は、葉っぱ自体の根元がつながっている。
それとトチノキの葉っぱにはギザギザがある。
トチノキは、八甲田山ではブナ林のなかでよく見かける木である。
また、谷間のサワグルミの林のなかでも見かけたりする。
トチノキの黄葉を「ただの枯れ葉みたいだ。」と言った知人がいたが、よく見ると鮮やかな黄葉である。
緑の葉が、縁から黄色に変わっていく様子が面白い。
その黄色が橙色に変化していく。
公園のトチノキは、毎年コロンとしたトチの実を地面に落とすのだが、今年はその可愛い姿を見かけない。
犬を散歩して知り合ったお婆さんに尋ねると、今年はトチの実が成らなかったようだ。
そのお婆さんは、毎年、トチの実を拾って「トチミズ」を作っていたのだが、今年は一個も拾わなかったということだ。
噂には聞いていたが、やはり今年は木の実が不作のようだ。
実もつけずに、紅葉だけが目映いトチノキの黄葉。
2012/11/15
2012/11/14
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