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2016年 11月のアーカイブ
旅人の独り言「馬をさへながむる雪の朝哉」

旅人の独り言「馬をさへながむる雪の朝哉」

一晩に降った雪で、あたりが一面の雪野原となった朝。 宿の外へ出て街道を眺めると、白い世界を移動していく人々の影が朝日にくっきりと浮き上がって見える。 昨日までは、晩秋の枯れた風景だったのに、たった一晩で様変わり。 馬をさへながむる雪の朝 (あ…

浮世の重み「我が雪と思へば軽し笠の上」

浮世の重み「我が雪と思へば軽し笠の上」

宝井其角の句で、作者の意図とは別に、人生訓や「ことわざ」や 格言 として親しまれているものに「あの声で蜥蜴(とかげ)食らうか時鳥(ほととぎす) 」がある。 この句が有名な「ことわざ」になったのは、リズミカルで平明な作風が江戸の庶民に愛されたせ…

白秋の大発見「瓦斯燈に吹雪かがやく街を見たり」

白秋の大発見「瓦斯燈に吹雪かがやく街を見たり」

北原白秋は、南国生まれの詩人。 九州の熊本県で生まれ、福岡県の現・柳川市で少年期を過ごした。 後に上京。 東京で暮らすようになった白秋は、冬場に雪を見ることはあったかもしれない。 しかし、雪国によくある「吹雪」を、東京で体験したことがあっ…

景色のなかの「もの」に接近する「水鳥や嵐の浪のままに寝る」

景色のなかの「もの」に接近する「水鳥や嵐の浪のままに寝る」

見た景色を、そのまま句にする。 いつも目にしている日常ではあるが、それを句に切り取ると、普段では見えなかったものが見えてくる。 なんてことが、あるだろうか。

三つの季重ね「肌寒し竹切る山の薄紅葉」

三つの季重ね「肌寒し竹切る山の薄紅葉」

現代では、「季重ね」は避けた方が無難といわれているが、江戸時代ではどうだったのだろう。 「季重ね」と言えば、「目には青葉山ほととぎす初鰹」という山口素堂(やまぐちそどう)の有名な句が思い浮かぶ。 この句の「青葉」と「ほととぎす」と「初鰹」…

凡兆の詩のテーマ「灰捨てて白梅うるむ垣根かな」

凡兆の詩のテーマ「灰捨てて白梅うるむ垣根かな」

炭を焚いて出た灰や、薪を燃やして出た灰は、木灰(きばい・もっかい)といって農作物の肥料になる。 私が子どもの頃、津軽地方の実家では冬期に薪ストーブを使っていた。 一日中、薪を燃やしていると、夕方ごろにはブリキのストーブの底にたくさんの灰が…

凡兆の感性の在り処「雪ふるか燈うごく夜の宿」

昨夜、青森市内に5センチぐらい雪が降った。 朝起きて外を見たら、地面が白くなっていたので、天気予報通りだったのだ。 夜、寝るときには気がつかなかった。 音もなく降った雪だったから。

ものの在り方「捨舟のうちそとこほる入江かな」

ものの在り方「捨舟のうちそとこほる入江かな」

捨舟とは、捨てられた小舟のこと。 舟底の板が剥がれたり。 舟底に大きな穴が開いたりして、舟として役に立たなくなったものが湖に放置されている。 棄てられたまま、少し傾いて浮かんでいる。 舟の縁には、うっすらと白い雪。 「捨舟」の背後には、寒…

生活者の目「上行と下くる雲や穐の天」

生活者の目「上行と下くる雲や穐の天」

秋は台風の季節。 台風が過ぎ去っても、その余波の風に、雲が激しい動きを見せる。 青空がもどった空で、雲の展示会が始まる。 刻々と積乱雲が姿を変え、積雲が移動していく。 遠くの積雲は低い下の位置に見え、頭上の積雲は高い上の位置に見える。

ハイラックスピックアップの夏タイヤを、5年目に入ったスタッドレスタイヤと交換

もう八甲田の山岳道路は雪が積もっている。 夏タイヤでは、山道は走れない。 今日はお天気も良く、暖かいので絶好のタイヤ交換日和。 そこで、ハイラックスピックアップの夏タイヤをスタッドレスタイヤに交換した。 作業は40分弱ぐらいで終了。 歳を…

私の背中の痒みは、乾布摩擦でほぼ解決

私の背中の痒みは、乾布摩擦でほぼ解決

勘違いの寒風摩擦 私は、いろいろと勘違いが多い。 子どもの頃、乾布摩擦を「寒風摩擦」と思い込んでいた。 当時は、「かんぷ摩擦」を行うと、風邪をひきにくい体質になると言われていた。 これを聞いて私は、「かんぷ摩擦」イコール「寒風摩擦」だと思…

梅一輪いちりんほどの暖かさ

梅一輪いちりんほどの暖かさ

冬の終わり頃から早春にかけて話題にされる句である。 「冬→寒い→嫌だ→早く春になってほしい」という心情。 「春→暖かい→快適→春が待ち遠しい」という心情。 この句が話題に登るのは、そういう一般的な心情が背景にあるからだと私は思っている。 …

日常から1000文字以上を探す出すことが、私がブログを書く上での仕事となっている

日常から1000文字以上を探す出すことが、私がブログを書く上での仕事となっている

トップブロガーとは? トップブロガーとは「読者にとって価値のある記事」が書ける人であると、多くの有名ブロガーが、そう仰っている もちろん、トップブロガーはトップアフィリエイターでもある。 プロブロガーとして高額な収入を得ている、一握りの人…

「名月や煙はひ行く水の上」服部嵐雪

この頃、夕方の愛犬の散歩で夜空を見て、この間からお月様が大きく見えるなあと思っていたのだった。 今日のニュースで、どうやらそれは、「スーパームーン」のせいであることがわかった。 スーパームーンとは、月が地球に最接近した日が、月が満月とな…

歯医者通い(歯周病の治療)

歯医者通い(歯周病の治療)

歯欠け爺 65歳になって、歯を治そうと決意した。 私の口のなかは、歯周病(歯槽膿漏)がかなり進んでいる。 過去に、何度も歯茎が痛んだ経験がある。 痛いのを我慢して、放っておいて抜けた歯が3本もある。 なんだかんだで欠けてしまった歯や、抜け…

ノブドウとヘクソカズラにおおわれて、せっかくのドウダンツツジの生垣が荒れ放題

青森市内では、ドウダンツツジの紅葉が色鮮やかになりつつある。 街の方々で、ドウダンツツジの植え込みが赤く染まっている。 もうすっかり真紅に燃え上って、散るのを待つばかりのものも見かける。 家から歩いて15分ほどの、近所の小学校には、校庭の…

晩秋のケヤキ広場に雪

青森市内は、昨日降った雪が融けずに朝まで残った。 平和公園のケヤキ広場にも、落葉の上に雪。 このあいだの落葉の山 は、すっかり片付けられていた。 頭上のケヤキの枝には、まだたくさんの葉が残っている。 葉が散って、その上に雪が積もる。 その上に…

アメリカ大統領選で日本が大騒ぎ

日本では多くの人が、「まさか!」と思ったに違いない。 アメリカ合衆国の大統領選挙でトランプ氏が勝利した。トランプ大統領が、事実上誕生した日、青森市では雪が降って、ちょっと積もった。2016年の豪雪都市青森市の雪は、こうして始まった。た…

「木枯らしの吹き行くうしろすがた哉」服部嵐雪

「木枯らしの吹き行くうしろすがた哉」服部嵐雪

服部嵐雪(はっとりらんせつ)の句と言えば、「布団着て寝たる姿や東山」や 「梅一輪いちりんほどの暖かさ」 がよく知られている。 これらの句は、現代でも人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)するものとなっている。 嵐雪は、蕉門の古参の俳諧師で、芭蕉亡…

ハードボイルドだった湯たんぽ

ハードボイルドだった湯たんぽ

追跡者が、とうとう逃亡者の隠れ家をつきとめ、深夜に踏み込んだときは、建物のなかに人影はなかった。男は寝室をのぞき、お決まり通りベッドのなかへ手を差し込んだ。布団のなかは冷え冷えとして、温もりが感じられない。「奴は、まだ帰っていない。ここ…

軽自動車の夏タイヤをスタッドレスタイヤに交換

青森市は、昨日午前7時頃、初雪を観測した。 これからの天気予報は、明日は雨。 9日と10日は、雪の予報が出ている。 それで、天気の良いうちに、軽自動車の夏タイヤをスタッドレスタイヤに交換することにした。 以下は、私がいつも行っているタイ…

晩秋の風物詩、平和公園ケヤキ広場の落葉掃除

愛犬の散歩で平和公園に寄ったら、ケヤキ広場の落葉(おちば)掃除が始まっていた。 業者の方が、各所に落葉を集めて、写真のような山を作っている。 この時期の、おなじみの風景である。 広場のケヤキは、紅葉がほとんど終盤。 終盤ながらも、 紅葉す…

泣きっ面にハチ

泣きっ面にハチ

「ねえ、ママ、向かいのお店、閉めちゃったみたいよ!」 「向かいの店って、スナック薔薇のこと?」 「そー、なんでもねチィママが一ヵ月分の売り上げ持ち逃げしちゃったんだってさー。」 「それは願ったり叶ったりね。ここんところ、お向かいさんにお客…

省略と強調「踏んだり蹴ったり」

省略と強調「踏んだり蹴ったり」

例文 「きのうね、私ね、駅で転んじゃって。そのとき眼鏡も壊しちゃって。もう、『踏んだり蹴ったり』だったのよ!」とか。 「先週は、空き巣に入られるわ、愛車は後から追突されるわ、ほんと『踏んだり蹴ったり』だったね。」とか。 「風邪をひいて頭痛…

トムクルーズ

トムクルーズ

老人がリードを引っ張って、犬と一緒に自動車道路を横切ろうとしている。白い大きな犬は首を引っ張られながらも、前足を突っ張って、老人のする通りにはならない。首を振り振り、嫌々をして進もうとしない。杖をつきながら、散歩をしていた通りすがりの老…

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